生命線が短くても寿命は短くならない。ただし…

手相
この記事は約2分で読めます。

色々な人の手相、そして人の身体の様子などを見てきて、わかったことを書いておきます。

今回は、手相で一番大事な、生命線についてです。

先に言っておくと、「生命線が短いと短命である」とか言われますが、それは嘘なので安心してください。
生命線の長さは、寿命とか健康には関係ありません。

生命線は、親指と人差し指の間から伸びて、手のひらと手首の境目まで伸びている線です。

手のひらの下まで伸びている線が普通です。
自分の親指の付け根を見て上半分までの長さしかないようだと、短い生命線になります。

※今回の生命線の長さについての話は、僕が知っている限りではどの手相本にも書いていません。

今まで「生命線の短さ」を書いてる本にはどれもピンときていませんでした。
その中で手相を見てきた中での自論になります。

生命線は、身体の強さや健康状態に関わってくるので、この線の状態でその人の生命エネルギーの強さを見ることができます。

ここで見る時に大切なのは、生命線の長さではなく、

・刻まれている線の太さ、濃さ

・線が曲がっていないか、歪んでいないか

・線の途中が途切れてたり立ち塞がっている線がないか

です。

線が弱々しく細かったり、綺麗なカーブを描かずにわずかでも蛇行していたりすると、気力の面でどこかしら弱い部分が出るようになります。

生命線が、強くくっきりとキレイなカーブを描いて蛇行せずに刻まれているのが、パワーのある理想的な生命線になります。

生命線そのものがキレイに伸びているのであれば、短くても身体は丈夫でパワフルです。

生命線の短さは、健康や寿命そのものには影響しません。

ただしあえて言うと、短い人は「健康意識が低い」傾向にはあると思います。

健康への意識は、歳をとるにつれて意識するものですし、日々の生活習慣の積み重ねによって健康・寿命が左右されます。

長年かけて身体を維持し生活の質を高める長期的な思考が必要になります。

生命線が短い人は、この長期的な思考が苦手な傾向にあります。目先の楽を取りがちな面があります。

今まで見てきた中では、生命線が短い人はほとんどが若い人でした。
若いうちは健康をはじめ、長い目線で考えることをしなくてもその日のパワーと勢いで乗り越えられるからです。

年や経験を積み重ね、長期的なスパンで考えていくようになると、この生命線も刻まれ、長くなっていきます。

タイトルとURLをコピーしました