太陽から数えて6番目の星座を意識することで、太陽の光を調節して開運する方法を何回かに分けて書いていきました。
太陽星座から6番目の星座は、アスペクトでいう「クインカンクス」のマイナーアスペクトの関係にあります。
「噛み合わないものを噛み合わせてくっつける」という意味のアスペクトなんですが、この6番目の星座も
太陽星座が本来噛み合わない、性質の全く違う力を結びつける
というニュアンスで書いています。
占星術においての太陽は完全に精神性の星で、実際にどう現実に結びつくかは他の星との関係によって決まってきます。
人間関係や、物事を成すためには自分の太陽というエゴを抑えることも必要になります。
思いついた漫画家の例をいくつか出しましたが、クリエイティブ活動を続けていく中では、そういった別の性質をうまく繋げてやっていくことも必要になるでしょう。
その中でも6番目の星座は、意識すれば案外と取り組みやすい関係にあると思います。
太陽星座が射手座
射手座に、牡牛座のおちつきが備われば最強。
勢いよく飛び立ったまま帰ってこない射手座は、どっしり構えて地に足をつけ、ペースを崩さずやる事をやり続ければ、それだけで欠点が克服されていきます。
射手座は大きな行動力に見合うよう、脚など肉体面で恵まれる人が多いですが、肉体や五感で味わう喜びを知っている牡牛座は、別のベクトルで肉体に恵まれます。
自分の身体を大切にし、日頃の生活などで五感を喜ばせていくと、心も身体も大らかになり豊かになっていきます。
太陽星座が山羊座
山羊座に、双子座の遊び心が備われば最強。
本気になれば長期スパンで着実に進んで望みを叶える力を持つのが山羊座です。
もともと力は持っています。
どうにも雰囲気が堅苦しく近寄り難い部分が出てしまうのですが、社交性・フレンドリーさを出して身近な人に目を向けて、気さくに接してみましょう。
成功してもお高く止まるのではなく、自分が努力して得た成果を人にもどんどん分け与えてあげるのがいいですね。
山羊座はおじいちゃんの星座でもあるのですが、それが双子座という年少のやんちゃな子供の遊び相手になって元気をもらうイメージです。
肩の力を抜いて茶目っ気を出すと意外と親しみを持たれます。
『ONE PIECE』の作者、尾田栄一郎氏は山羊座ですが、単行本を見ていると読者とのラフな交流を楽しんでいる感じがあり、読者との関わりや子供心を蔑ろにしないことがあれだけの大作を支えているのだと思います。
太陽星座が水瓶座
水瓶座に、蟹座の家族や身内愛が備われば最強。
水瓶座の人が自分の家族あるいは仲間を本気で守ろうとすれば非常に心強いです。
人を情で贔屓をせず、なんらかのルールや基準のもとに自分のコミュニティを守っていくので、そこにいる人たちは安心するでしょう。
家族の中では人の好き嫌いや力関係、かける情の差によって多少の歪みなども生まれてくることが多いですが、水瓶座の性質が強い人はそこを極力排除しようとするからです。
情と理性のバランスが取れている関係が、いちばん安心を与えてくれます。
太陽星座が魚座
魚座に、獅子座の自己肯定感が備われば最強。
魚座にとっての最大の敵は、流されて自分を失っていくことです。
魚座の場合、それは知らず知らずのうちに…気がついたら…いつの間にか…自分が望んだものと違う結果になっていたということが起こりがちです。
一方で魚座は、なし崩し的に良くも悪くも物事の渦中にいることも多く、それだけ潜在的な影響力が大きい星座です。
自分のやりたいこと、なりたい自分を明確にし、ちゃんと夢を持ち、自分はすごい力を持っているんだと肯定し、チャンスがあったら積極的に主役になりにいきましょう。
なりたい理想を思い描き続けるだけでも、魚座には抜群の効果があります。