自分自身が始まる、牡羊座のハウス(1)

西洋占星術
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ホロスコープで牡羊座にあたる部分は、自分自身のエネルギーが湧き上がる始まりの場所になります。


牡羊座は、12星座の一番手であり、始まりの星座です。

春一番で最も勢いがあり、地面から目が出て生き物や草木が動き育ち始める春の訪れの季節に該当する牡羊座は、占星術に当てはめると自分自身、自我の始まりです。




牡羊座になにも星が入っていない人でも、牡羊座のあるハウスを知っていれば大丈夫です。


牡羊座にあたるハウスを意識して使うと、自分自身にパワーが湧いてきて、前進する力が出てきます。

また、何かを始めるとき、最初のきっかけになっているのが自分の牡羊座のあるハウスだったりします。

何かに勢いをつけたいとき、停滞してて何かうまくいかない局面を打開したいとき。人生のどんな分野から最初に手をつけるとうまくいくのかの参考にしてみてください。

ハウスも含めたホロスコープを出すには、生年月日に加えて具体的な出生時間と出生地が必要になります。







牡羊座が1・5・9ハウスのどれかにある人

行動や自己表現、自分自身で自分の気持ちが一番に向かうことを思いっきりやることで自分自身のパワーが湧いてくる人です。

アセンダントが牡羊・獅子・射手の火星座の人なので、もともと自分の心のままに動くことが天命になっている人です。

1ハウスが牡羊座の人

アセンダント星座が牡羊座の人です。

何かをスタートするのに自分が思い立ち、ものすごいスピードで始めます。

自分にそのつもりがなくても、スタートを切るのが他の人よりも早いです。

この人は牡羊座のように、自分が先頭切って、考えるまもなく行動すること自体が強みになっています。

5ハウスが牡羊座の人

アセンダントは射手座の人です。

一人で、自分だけで、「自分がここにいる!」という自己表現そのものを楽しみ、趣味や生きがいとしていると自分が目覚めてきます。

5ハウスは趣味のほかにも、恋愛や自分の子供に関係するハウスなのですが、牡羊座をハウスで生かす場合、他人との関係ではなく自分自身で満たすのが重要なので、自分自身の楽しみに注いでみましょう。

9ハウスが牡羊座の人

アセンダントは獅子座の人です。

学問、自分の指導者、目指す自分の在り方や思想を、考えるのではなく行動で体得していくと良いです。

「何を学ぶか」ではなく「誰から学ぶか」が大事で、特定の個人から強く影響されて教養がついてきます。

机上の理屈ではなく実践と行動を自分自身で体現している、そんな人が人生のお手本になります。




牡羊座が2・6・10ハウスのどれかにある人

これらのハウスに牡羊座があると、お金や仕事に関係することを自分の行動のスタート地点にするとうまく行きます。

とりあえずはまず仕事をすると良いのですが、それらは身体を動かし、一人でできるような単純な労働でもよく、むしろそういう泥臭い要素が入っているのが大事です。

2ハウスが牡羊座の人

アセンダントは魚座の人です。

お金を稼いで自分のモノにする、という体験が自分の原動力になります。

基本、お金を貯め込むよりもその場で使う、買いたいものを即買うという感じの人です。

物欲を満たすと他のパワーも湧いてくるので、まず自分のために使い、出る分はそのぶん稼ぎましょう。

6ハウスが牡羊座の人

アセンダントは蠍座の人です。

人に仕える、働くということが自分を動かす最初のステップになります。

それも身体をしっかり動かすことや、人からの指示ではなく自分で動いて仕事を見つけていくというやり方が良いです。

10ハウスが牡羊座の人

アセンダントは蟹座の人です。

自分の仕事を決めることが自分の人生の原動力となります。

仕事の職種、スタイル、やり方を決めるということで、ふとした些細なきっかけから即行で仕事やキャリアを決めることがあります。

その仕事は肉体を動かすこと、一人でやる仕事、スピードが求められる仕事などが該当し、チームワークをあまり必要としないものになります。

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