知能線は人間関係を見せる(1)

手相
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今回は、手の真ん中を横に向かって刻まれている知能線についていくつかの例を書いていきます。


まず、知能線は頭の良さ悪さを表してはいません。

知能が良い悪いは関係ありません。知能線が短いと頭が悪いなんてこともないです。


ただ、たしかにある分野での知能を表してはいます。

その分野とは「人間関係調整能力」です。
知能線の表す知能とは、IQの高さとか勉強ができるとかそういうものではなく、社会や世の中、自分と相手との関係を通して「知」る「能」力です。

情報を受け取り、やり取りする能力とも言えます。




この世の中、べつに知能が高い人ほど優秀で地位が高いとは限りませんし、知能指数が高ければコミュ力が高いわけでもありません。

知能が高いからこそ人間関係や社会性に問題を抱えている人もいます。

成績が対して良くなくても、最低限の思考力と会話力があれば社会でそれなりにやっていけます。

現実の社会で発揮される知能が、人間関係に関する力です。それが知能線に表れます。




短いか、長いか

知能線は、薬指まで届いているのが標準的な長さです。

中指辺りまでで止まっていれば短い知能線です。


短い人は、長々と考えることが苦手で即断即決、理論理屈よりも直感で決めるところがあります。

人間関係では、自分の主張や好き嫌いがハッキリしている人です。


薬指の半分以上や小指まで伸びている人は知能線が長い人です。

長い人は長々と考え、理屈や理詰めできちんと納得しないと進めない部分があります。

人間関係では、線が長く伸びているほど、相手やさまざまな状況を複合的に考える内面を持っています。

様々なケースを考えることができまるので思慮深さと落ち着きが生まれますが、それだけに優柔不断になったり、心理的ストレスを抱えやすくなったりします。



すっきりした一本の線か、ブレているクサリ型か

知能線は、人間関係を作るための能力だと書きましたが、人との関係でついて回るのは対人関係の問題やストレスです。

現代での悩みや問題やストレスのほとんどは人間関係によるもので、それに対してのポテンシャルは知能線に表れています。


ブレていたり、線が薄くてボヤけていたり、途中に島が出来ていたりすると、人間関係にコンプレックスを抱えていることが多いです。

一本の線がハッキリと、まっすぐに刻まれていれば自分が人や社会、見知らぬ人に対しての自分の出し方や関わり方に一定のポリシーを持ち、気後れすることはありません。

島があると、実際に対人関係で困難やストレスを抱えている可能性が高くなります。

線が蛇行していると、人との関わりによって自分の思考がブレやすい性質が出てきます。

線が薄いと、関わることへの自信や自分の出し方が定まらない性質が出てきます。


「知能線に勢いがなく弱々しい」と感じる場合、人間関係による気後れによってストレスを受けていると思った方がいいです。




マスカケ線

マスカケ線は、知能線が感情線ともつながり、横一直線に刻まれている特殊な手相です。

真横に伸びている一方で感情線も別に刻まれているとか、途中で線が枝分かれしている変形ますかけ線もあります。

人間関係を調整する能力を表す知能線の括りに入らないますかけ線があると、人に合わせることができないor人に合わせる気がない、自分を貫く人になります。

周囲から浮く存在となり、会話は人にテンポを合わせて話すことは大の苦手です。


その場の空気や自分以外の流儀に合わせている限り苦労する傾向があり、特に幼少期や若い頃はそれによる苦労もあるので、早いうちに自分の得意な土俵で生きる努力をしましょう。

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