ホロスコープの作り方

西洋占星術
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ホロスコープは、ネットで「ホロスコープ 作成」と検索すれば無料で簡単に作れます。

手軽なものから、複雑に設定するものまであるので、好みのサイトを選んで作ってみましょう。

自分の生年月日でホロスコープを作る

こちらの「さくっとホロスコープ」で作ってみましょう。

さくっとホロスコープ作成

ホロスコープを作成する西洋占星術では、自分の「生年月日」に加えて、「出生時刻」と「生まれ場所」も使います。
「名前」と「性別」はホロスコープ作成には必要ありません。

出生時刻と場所がわかっていれば、より精密に占うことができます。
出生時刻が分からなくてもホロスコープを出せますが、占える精度や、分かることが少なくなります。

具体的には、「月の正確な星座」と「月のアスペクト」、「ハウス」に関することが占えなくなります。

出生時間が分からなければ、とりあえず「正午の12:00」で生まれたことにして作成しましょう。

出生時間によって分かるものの中で、「月の星座」は、12時生まれで作ったホロスコープの星座で見ることができます。

「出生時刻」は、母子手帳を持っていれば、そこに記入されていることが多いので、探してみてください。

「生まれ場所」は、日本生まれであれば都道府県や、どの地方生まれか程度で十分です。海外生まれだと、その国によってかなりホロスコープが変わってきます。


出生時刻がわかる人

出生時刻と時間がわかっている場合、「ハウス」を出すことができます。

「ハウス」には表示方法はいくつかの流派があるのですが、
ネットで作成できるホロスコープの大半は、「プラシーダスハウス」という形式がデフォルトです。

「さくっとホロスコープ」では、『設定』の『ハウス』と書いてあるところに、「プラシーダス」と書かれてあるものを選んで、作成してください。

このハウスの形式の違いによって、同じ生年月日時刻のホロスコープでも、ハウスが変わることがありますので、注意しましょう。

出生時刻が分からない人

出生時刻が分からないと、「ハウス」は分からないです。

その場合は、仮に12:00に設定しておくか、「時刻不明」を選んでください。

「さくっとホロスコープ」では、
時刻不明の場合は、太陽星座のある場所を1ハウスとして表示されます。


ホロスコープの読み方

「さくっとホロスコープ」で出した、円の中にいくつもの奇妙な模様と、結ばれている線でできたものが作成されます。

自分の生年月日、時刻、生まれ場所で作ってみてください。

2000年1月1日、16時東京都生まれの人を例に説明していきます。

これを読み解く前に、まずホロスコープに書いてある記号の意味を知らないといけません。


12星座の記号をみる

まず、星占いと呼ばれるものには「12の星座」があります。
西洋占星術では、星座のことを「サイン」とも呼びます。

このサイン(星座)は、ホロスコープの円のフチにある記号が表しています。

この記号がそれぞれ

♈︎・・・牡羊座
♉︎・・・牡牛座
♊︎・・・双子座
♋︎・・・蟹座
♌︎・・・獅子座
♍︎・・・乙女座
♎︎・・・天秤座
♏︎・・・蠍座
♐︎・・・射手座
♑︎・・・山羊座
♒︎・・・水瓶座
♓︎・・・魚座

になります。

1番目の牡羊座♈︎からは、必ず反時計回りに2番の牡牛座♉︎、3番目の双子座♊︎…と続きます。


太陽星座、月星座…と見ていく

太陽星座の見つけ方

ここから、ようやく人ぞれぞれのホロスコープを見ていきます。

円の内側にある記号を見ていきます。
これは基本的に10種類がホロスコープに書かれています。

その中から、「太陽のマーク」を探します。
太陽のマークは「◎」です。

この太陽のマークが、円のフチにあるそれぞれのサイン(星座)のどのエリアに入っているかを見ます。
太陽のマークと、先ほどのサインの記号を照らし合わせてみます。

例の場合、太陽のマークは♑︎(山羊座)のエリアにあるので、太陽の星座は山羊座となります。


今出した太陽星座が、一般的によく聞く「星占い」の星座となります。
自分の星占いの星座を知っていれば、それと一致しているのが分かるはずです。

ここからは、星占いの何百倍も奥深い、本格的な西洋占星術に入っていきます。

月星座の見つけ方

次に月星座を見つけます。

「月の星座」は、最近では結構よく知られるようになってきましたね。
月星座は、当たります。

円の内側から「月」のマークを見つけてください。三日月です。

これを、太陽星座と同じように、
それぞれのサイン(星座)のどのエリアに入っているかを見ます。

例では、月は♏︎のエリアにあります。♏︎は蠍座なので、月星座は蠍座となります。


10星座全てのサインを出してみる

ここからは、今の調子で、太陽系にある7惑星と、さらに外側の3惑星の入っているエリアの星座を出していきます。

ここから先は、本格的な西洋占星術に入っていき、それぞれ詳細にネットで検索するか、専門的な本を読まないと知識としてなかなか入ってこないところになります。

ここからガチ勢の一歩となるので、とりあえずここまででもいいでしょう。
でも、自分のそれぞれの惑星の星座を頭の片隅に知っておくといいと思います。


それぞれの惑星は、太陽、月に続いて、
水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星
があります。

それぞれの惑星の記号は以下の通りです。

これをそれぞれ、12のサインのエリアに当てはめて、10の惑星すべての星座を出します。

例の人は、
太陽:山羊座♑︎
月:蠍座♏︎
水星:山羊座♑︎
金星:射手座♐︎
火星:水瓶座♒︎
木星:牡羊座♈︎
土星:牡牛座♉︎
天王星:水瓶座♒︎
海王星:水瓶座♒︎
冥王星:射手座♐︎

となります。




ここでひとまず終了です。

「10の惑星のサインをそれぞれ出す」までは、生まれの詳しい時刻が分からなくてもできます。

1日以内の時刻がズレ程度では、それぞれの惑星の星座はあまり変わらないからです。

変わることもあります。特に月星座は、1日以内のズレで星座が変わることはよくあります。
(一応、1日の真ん中である正午に生まれ時間を設定することで、そのズレを最小限にできます)

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