イツキは、スキンケア用の保湿クリームを自作しています。
アトピー対策で皮膚の強さを上げようと、100%天然成分で作った自然由来の成分がたっぷり入ったオイルと精油、蜜蝋を溶かして配合した濃厚な万能クリームワックスを作って日常的に使用し、たぶん5年以上使っています。
そのおかげでわりと肌がキレイで、他の人からも肌がキレイと言われることもあり、とても皮膚炎やアトピーを持っているとは思えないと言われます。
たしかに長年、自分なりのスキンケアをやり続けた結果、見た目の肌や、全体の90%くらいはツヤツヤになりました。普段、皮膚炎が出てなければとても良い感じです。
でも、元から皮膚は弱いので、ひとたび皮膚がダメージを受けて荒れ始めると、かなり長引くしなかなか治らない。
去年、2024年は、ここ数年では珍しく、皮膚の荒れや痒みが強くてキツい時期でした。
本当にあれがキツい時は医薬品やステロイドで傷口を治しつつ、普段は自分で作ったオーガニックな保湿クリームを使っています。
その中で気付いたのが、質の良い自然成分100%の成分を使えばいいってもんじゃないのでは?
ということです。
自然成分をふんだんに配合したものというのは、波動が高い成分ということです。
これは僕の勝手な解釈になりますが、オーガニックで、波動が高いというのは、生き物、命や細胞を息付かせ活性化させる働きがあります。
使い続けて、それが体内の細胞に馴染めば、細胞レベルで波動が高くなり、元気になります。
良いことづくめ!
…のように見えるのですが、これは、ある時にやると逆効果になり得ます。
それは身体に傷を負っている時。特に、アトピーなど体質的に皮膚の補修機能が弱い人が、表面の細かい傷や荒れが出ている時に、その付近に使うと逆効果になる時があると、使っているうちに分かりました。
波動が高く、細胞や体内の気血水を活性化させる自然成分は、代謝も良くする分、傷や荒れの付近の血の巡りを良くして痒みや荒れを強くしてしまうからです。
とくに皮膚は、身体を外側の色々なものから守っているもので、丈夫でないといけないものです。
皮膚の内側の血管とか、細胞に流れている液体は川みたいなもので、循環を促して新鮮な状態にしておくのが良いです。
しかし皮膚はある意味、同じように流れや代謝が速いと皮膚自体が脆くなってしまいます。
自然成分やオーガニックなもの、自然療法は誰にでも良い万能なセルフケアではなく、短期的にはむしろ悪化させる場合もあるということです。
そういうわけなので、皮膚炎が起きている場合は、その症状を抑えて波動を下げるためにも、医薬品や化学薬品、ステロイドなどもちゃんと使い分けておいた方が良いです。
化学による医薬品は、基本的に波動を下げてくれます。生命エネルギーの流れを抑えることで炎症などを抑えます。
皮膚など外側に塗るものはいざという時は波動を下げつつ、カラダの内側に入れるものはしっかりと自然のものを食べて代謝を上げていく。
最近は、自作している天然由来の保湿ワックスを普段は使いつつ、痒みや荒れが酷くなってきた時はステロイドを使い、保湿に加えてワセリンで油の膜を作って保護したりと、使い分けるようにしました。
自然療法と西洋医学、それらも必要に応じて両方を大事していくのが良いです。
