算命学と「家系」について(3)月柱が異常干支の人

算命学
この記事は約2分で読めます。

月柱が異常干支だと、家系の中でも
特異なエネルギーを受けて生まれてきた人になります。

異常干支は、暗合異常干支を含めて
13あります。

甲戌・乙亥・辛巳・壬午・丙戌・丁亥・
戊子・癸巳・戊戌・己亥・庚子・辛亥・丁巳

です。


月柱が異常干支だと、

祖先から受け継がれてきた力と
自分が継いでいくエネルギーが、
一般的な家庭や社会の規範から外れます。

現象的には、自分が働く仕事場や
長く続けている安定した仕事、環境が
「なんかおかしい、変だ」と感じるようになります。


仕事環境が特別な技能や、特殊な立ち位置、
普通の成り立ち方をしていないことが多いのですが、

自分がその特別な技能や立ち位置にいることが
どういうわけかしっくり来る…ということになります。


月柱が異常干支の場合、仕事面では
長く続けていたり、長く居続けているほどに
そういう傾向が出てきます。

月柱は、
月支が「自分の中心」であり、
月干が「未来」を表すので、

自分が中心となっていたり、長く居続けていたり、
これからの未来や先を見据えている職や環境であるほど

環境そのものが普通とは違う特異なものになっていきます。




これは家庭に当てはめても同じで、
「自分が中心となっている家庭」においては
一風変わった家庭となります。

異常干支のいくつかには、結婚したり子供を持ったりなど
家庭としての形を作ることで異常性が出てくると
言われるものがあります。


月柱に異常干支があるのは、豊かさの最盛期や
最も恵まれている条件や環境を示しているものでもあるので、

自分の家庭像と一般的な認識での家庭像との
ギャップにより心身に変調をきたす場合もあります。


異常干支持ちは、普通の形式での
家庭を持つのに向かないと言われますが、

月柱が異常干支に該当するような人も、
その辺を考慮した方が良いだろうと思います。




月柱の異常干支は、月支が
「子・巳・午・戌・亥」のどれかなので、
月支がこの月に生まれた人は異常干支を持っている
可能性があります(特に亥の月の人)。

この月柱からの異常干支の気を受けている場合、
通常の生き方とは異なる、精神的な生き方や
独創的な生き方を選ぶことを
先祖や家系、DNAのレベルで求められています。

そこには大抵、孤独があり、
特に月支が戌・亥・子の人は働き盛りの頃に
環境の方から孤独や静寂をもたらされることが多いです。

それによって、
自分独自の生き方や個性が芽生えてきます。


タイトルとURLをコピーしました