家系という視点で手相を見る(2)運命線と家の強さ

手相
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家系、家単位での力の流れは
手相では「運命線」に刻まれます。

運命線は、手の真ん中をタテに刻まれている線です。


運命線は、無い人や薄い人も多くいます。

生命線や知能線、感情線などと違って、
ハッキリと出ている人と出てない人がいます。

そして運命線は、家系の流れという視点で見ると
DNAに刻まれた先祖代々の力の流れや影響力が
どれだけ強いか
が表れます。

運命線が濃ければ家系から受け継がれる力が強く、
薄かったり無かったりすれば影響が薄くなります。




運命線はある人とない人がいます。

なんで無いかって考えると、
「運命線=家系の流れ」と考えたら
けっこう納得できるものがあるんですよね。

「家」というものはオーソドックスな考え方に則ると、

長男が基本的に家を継いでいき、
次男や次女などはそれぞれ嫁いだり
自由に生きたりして家を出ていきます。


長男長女ではなく次男以下が継ぐことももちろんあります。

そうやって、親など
「それまでのものを継いで守っていく」
役目を誰かが引き受けます。

継がない人もいるわけです。
そういう人は運命線が出づらい傾向にあります。

逆に言うと、運命線が濃く刻まれていると
親や先祖が代々受け継いできた財産
あるいは精神性を引き継ぐので

過去に縛られる役目を引き受ける立場でもあります。



運命線が濃かったり、生命線の下からまっすぐに
上に伸びているような運命線
を持っていると、

他の人に比べると幼少期から自信に満ち溢れ、
実行力も高いパワフルな人に育つ傾向があります。

これは先祖代々の家系から肯定的なパワーを
受けているからです。

家庭やその周辺の環境からも望まれて
前向きに育つことが多いですが、

周辺の家庭環境や育ちが不安定だと、
その分のマイナスの影響も大きくなるので
しっかりと愛情を注いで育てることが大事です。


下から一本まっすぐに伸びた運命線は、
家系の本流となる先祖のDNAをまっすぐ受けているので、

それまでの家を継いでも、あるいは自分で独立しても
無形の恩恵を受けられるパワフルな人です。

女性がこの濃い運命線を持っていると
我が強すぎて結婚運がない

…みたいなことを言われます。


実際そういう部分はあって、
強い先祖代々の家系のパワーを
その女性自身が受けているので、

人を支える立場に向きにくいんですね。

家系の中心として、仕事でもなんでも
「自分で一家を支える」
という独立志向が向きます。




運命線が生命線の下からではなく、
やや外側である小指側の「月丘」から
上に向かって伸びている運命線。

こういう手相は、家系のイメージで言うと
本家ではなくて分家から発展した力を
受け継いでいる人。


地縁とか先祖の力とか
そういうのが強いわけではないですが、

自分の地元に縁のある場所から離れて
自分で行動していくうちに、大小様々な人に
助けられていく人気運を持っている人です。


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