数秘『11』と冥王星水瓶座時代のルール。生き残る人とそうでない人

西洋占星術
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2024年から冥王星が本格的に水瓶座へと入り、水瓶座の力がとてつもなく強い期間が20年近く続きます。

今までの山羊座冥王星の時代から水瓶座冥王星に入ったことで、世界規模で根本的な変化が起こりつつあります。2025年はその変化が明確に現れ、世界の常識や力関係が変わり、もう後戻りをすることはなくなるでしょう。


ではその『水瓶座の冥王星』ってなに?
って疑問がわくと思います。

それには、『水瓶座』という星座の性質を知ることが欠かせません。


今回は、水瓶座を数秘術という視点で書いてみます。




数秘術とは何か?

数秘術は、ググったりAIに聞けば簡単に出てきます。(ちなみに『AI』は、水瓶座を代表する存在です)数字そのものに込められた力というものを読み解くものであり、古今東西の占術の根元にも大いに関わってくるものが数秘術です。

その中で水瓶座は、11番目の星座なのでそのまま『11』です。


11という数字と水瓶座は共通するところが多くあるので、その視点も含めて、水瓶座の力が世界を支配するこれからの時代に大切なことを書いていきます。




『10』という数字

ここで一つ前の星座であり、数秘『10』でもある山羊座を見てみましょう。


『10』という数字は、はじめて10の位に繰り上がり、それまでの1から9という数字から一つ次元が上がり、完成したという意味を持ちます。

さらに1の位には、無であり何もないという意味を持つ『0』があります。

何もない無の数字が、10の位という数字が誕生したことで、無いけど有る。有るけど根源である1の位は無い。そんな意味を数秘上は持ちます。

この数秘10の意味から山羊座の性質を見ていくと、
完成しており、強固な型が存在するが、中身は空洞で無い(もしくは無限にある)

という意味を持ってきます。




山羊座は、型や肩書き、地位や名誉といったものを象徴する星座です。

1の位が個人個人の小さな力を表すならば、山羊座は個人の力を無にして、型や枠、名誉や地位といったものを作っていく力を持ちます。

これを、これまでの山羊座の冥王星時代に当てはめるとどうか?

それは名誉や肩書き。ひいては大企業の力とシステムが世界の覇権を握っていたことを意味しています。

個人に当てはめてもそれは同じで、どれだけ優良な企業に属していたか。どれだけ強固な地盤があり、地位の高い仕事や肩書きを持っているか。あるいは自分にいかにそれらしい立派な肩書と枠組みを作ることができるか。

中身も当然大事ながら、肩書きや自分を飾るパッケージがそれ以上に大きな力を持っていました。


これが、2024年以前の時代の話です。




『11』という数字

数秘『11』は、水瓶座と関連していくと、最も大事な意味は「平等」です。

これはただの平等という意味じゃありません。
自分と世界そのどちらもが本来対等であるという意識です。

「自分と相手」みたいな、人と人を対等とするみたいなものとはまた違います。
「自分と世界」みたいに、本来違う次元にあるものを、同じ次元に結びつけるような力です。

ある意味で、下剋上とか革命とか、そういうニュアンスを持ってきます。



『11』という数を見ていくと、
10の位である『10』と、1の位である『1』が足されているのと同時に、
1と1が肩を並べて同じ列に並んでいるのが11です。


数秘『10』とは違い、『11』は1の位という個人や小さな力が、その10倍大きい力に並び立つという意味を持ちます。

その意味で、この平等は上も下も関係なく並び立つというエネルギーです。


これが世界規模でなら何が起きるか。
冥王星のようなエネルギーを持ったらどうなるか。

世界の枠組みを作っていた大きな力や、ルールを定めていた組織、大企業の力が崩れて、それまでのルールが崩れていきます。




フジテレビの問題とかどうでしょう?

起こっていることだけを見ていくと、フジテレビという巨大な屋台骨が崩れかかっている危機がなぜ起こっているのかといえば、出資者、スポンサーがつかなくなったことです、

他にも見えない様々な要因があるにせよ、支援してくれるスポンサーが離れてしまえば、当然メディアは成り立ちません。フジテレビなど既存の大枠を支えていた存在は、水瓶座の冥王星の時代を経て、それまで強い存在が定めていた秩序や上下関係で成り立っていた関係が維持できなくなりました。

型枠やルールだけで生きてきた企業は、すでに終わりを迎えつつあります。




これからの時代を生き残る人

ここから言えることは、
山羊座の時代が終わり、水瓶座の時代となるこれから先は、
型やルールに縛られず、必要のない形骸化した仕組みは消えていくということ。

それでも生きていく人や組織は、ちゃんと目の前の人、一人一人をちゃんと見て、足元から丁寧に仕事をしていること。

要は枠や肩書きだけの偽物は消えて、地道に人と向き合う本物が生き残るということです。

この話に、自分の持っている星座は関係ありません。
太陽や月星座が山羊座の人はもう終わりとか時代遅れとか、そういう意味はありません。

水瓶座最強! とか、太陽水瓶座だからこれから楽勝という意味でもありません。




既に国の終身雇用制は崩壊していますし、
企業や個々の仕事の形態は、どこの企業や組織に所属しているかよりも「横の繋がり」が重要になります。

フリーランスや小規模なコミュニティが強くなる流れです。

それ自体はすでにもう社会に浸透してきていますが、かつての形態に後戻りすることはもうありません。

巨大な企業が盤石な雇用制度を敷いて今までのような安定的な組織が生まれることは今後ありませんし、安定して雇われることもありません。

なんなら、これからは仕事や雇用関係は不安定、流動的になるのが当たり前になっていくでしょう。


雇用とか主従関係みたいなあり方ではなく、自分のスキルをどうやって水平展開していくか。

目の前の相手と対等な関係のもとに自分のスキルや強みを枝分かれさせて、伸ばして広げていけるか。

そういうことが大事になります。


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