陰陽論でみる男女の活躍しやすいステージの違い

陰陽論

最近、中国から古くから伝わっている「陰陽の法則」を知り、本当かを読みつつ色々なものに当てはめて考えています。

陰(ー)と陽(+)は、シンプルすぎるほどシンプルですが、とても奥が深い自然の法則です。

対立する二つのものがあれば、それは必ず陰と陽に別れます。

例えば男と女、昼と夜などです。
そして、陰陽の性質を理解すると、自分が活躍できる場所というのもおおよそ理解ができます。

男性は陽、女性は陰

すごくざっくりと説明すると、男性性は陽(プラス)で、女性性は陰(マイナス)になります。


これは男性だから男性全てが陽でポジティブでアクティブで活動的であり、女性だからネガティブで受け身という意味ではありません。

男性だって控えめで受け身な人はいます。そういう性質が強い人はいわゆる「女っぽい男」になり、女性性の強い男性と言えますし、
女性にも勝気で積極的な女性はいます。そういう女性は男勝りとか言われますね。そんな女性は男性性の強い女性です。


今はそれぞれの「男らしさ、女らしさ」の差は少なくなってきていますし、むしろ社会的、ジェンダー的な見方からすると、そんな区別はなくしていくべきという風潮です。

でも、元々持っている身体的な性の違いというのは確実に存在しています。そして、その性の違いによる役割の得意不得意も、確実に存在しています。

その特性の違いを見ていくと、男性と女性で活躍できる場が違います。

(これは、「基本的に」という話で、すべての人に当てはまるものでは当然ありません。男性・女性の中にも個性はありますから。なのであくまで「おおよそそういう傾向もある」と考えてみてください)

男性は昼、女性は夜に活躍する

陽と陰で見ていくと、太陽の登っている昼間は『陽』で、日が沈んでいる夜は『陰』です。

これに当てはめると、男性と昼間は『陽』であり、女性と夜は『陰』になります。
ちょっとした「かけ算」が入りますが、プラスとプラス、マイナスとマイナスを掛け合わせると、プラスになります。

男性(+)× 昼(+)=+
女性(ー)× 夜(ー)=+

になります。


基本的に、陽(+)の力を持っていると人は活性化し、元気になり、その分お金も動き、活躍ができます。
逆に陰の場にいると、受動的になり、エネルギーが抑えられるので、稼いだり活躍することはできなくなります。

人は夜ではなく昼の方が人が動くし、活発ですね。夜は寝る時間です。男女の役割で言えば、活動し、積極的に動いたり稼いだりするのは基本的に男性の役目になります。


そのように、陽と陰であれば、陽を持っている方が活躍ができます。
しかし、「女性」と「夜」のように、陰と陰を掛け合わせると逆に『陽』になります。

こんな考え方でいくと、昼は男性が活躍するが、夜は女性が活躍することができるということです。

(以下、少し偏見などが混ざっていて、不快に思う箇所があったらすみません)

例えば、水商売や癒しに関わる仕事、夜のバーの接客などで活躍している人といえば、間違いなく女性です。
男性だって活躍している人はいますが、「主役になれる」という意味では、女性性の強い男性でないと務まらないでしょう。

昼は男性が男らしさで活躍するように、夜のステージでは女性が活躍することになります



女性が昼に男性並みに「主役として」活躍しようとしたら、男性に負けないくらい男らしさのある女性でないといけないです。


そうでない場合、昼の女性は、前面に出るのではなく「陰で支える、補佐する役割」になります。事務職などは概ね、先頭に出ずに陰で人の仕事を支えるものですから、事務職は女性がつくことが多いのです。

同じように、男性が夜に活躍しようとしたら、女性以上に女性らしく、気配りや癒しの才能がないといけないです。
(行ったことがないので100%先入観ですが)ホストの世界で活躍する人は気配りの達人ですよね?

そうでない場合、男性が夜に働いていると、女性以上に活躍することは難しいです。女性が昼に事務職や補佐の仕事が向いているように、男性は夜はあまり出しゃばらず、女性の活躍を陰で支える立場になります。

必然的にそうなるのです。

これは、
男性(+)× 夜(ー)= ー
女性(ー)× 昼(+)= ー

となり、自分の生まれ持つ性と場所が合わずに、陰が強まってしまうからです。

もし活躍しようと思うのであれば、自分が陰になってしまう場ではなく、陽になれる場を選びましょう。

活躍したくなければ『陰』の場所の方が良い

活躍したり、稼ぐ必要があるのなら、自分が『陽』でいられる場所を選ぶことです。
だからといって、陽でいられない場所はダメかと言えばそんなことはありません。仕事でむしろ活躍したくないのであれば、あえて『陰』のような場所にいても良いです。

自分が『陰』になる場所で、人を陰ながら支える仕事も大事ですし、そのような立場でこそ見えてくることもあります。
自分自身が輝く『陽』のステージにいすぎると、活躍はできますが、自分を陰ながら支えてくれる存在(陰)の有り難みを忘れてしまうこともあるからです。

それに自分が輝きすぎ、活躍しすぎるのも疲れることだってあります。
営業に精を出しすぎた男性とか、夜の人気商売で活躍しすぎた女性が、あるとき急に燃え尽きて疲れてしまうことは、よくありますよね。陽の活動をしすぎると、疲れてしまうのです(そして本人には『陽』の気が充満してハイになっているので、疲れていることになかなか気付きません)

そういう時に、人を陰ながら支える『陰活』というのは、地味ながらも深い癒しを与えてくれます。

まあ、自分の気質に合った場で自分なりに活躍するのが一番ですね。

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