こちらは、あるオンラインコミュニティで僕が募集した「抜き打ち公開鑑定」という企画です。
僕はこうやって、たまに抜き打ちで鑑定の企画をすることがあります。
西洋占星術か算命学で、テキストによる公開鑑定です。今回は3人を募集しました。今回はそのうちの1人です。
自分に合った占い師としての活動の仕方、方向性を知りたいです。いろいろ試してみてますが、しっくりこず、自分の強みを生かした活動の仕方をしたいのですが、強みがわからず…(･･; )
HN：美湖
人生全体を見ての自分の主体的な活動がどのような様相を持つかは、自分の太陽星座を見ます。太陽の星座を意識して行動すると、自分らしく、自分で納得する生き方ができるようになります。
美湖さんはの太陽星座射手座は、火星座であり、「拡大発展や繁栄、増大」の影響を持つ木星の影響を受けています。柔軟宮のため行動の方向性は状況に応じて変わります。これらの性質から、射手座は今までのものや自分の持っているもの、周りが持っているものをさらに大きく広げていくことに生きがいを感じるようになります。柔軟宮は、自分で動くのではなく変化する状況を利用して動く性質がありますが、変化することが強み故に、逆に自分自身での強みを掴みきれません。
強みがわからないのは当然のことで、美湖さんの強みは人の中で生きるものであり、状況によって変化することそのものが強みです。元々あるものを、燃料を投下してさらに大きく広げていくことができます。
射手座の影響星である木星は、太陽から数えて11番目の天秤座にあります。木星は、自分が無理しなくても影響のある自然なままの才能も表します。太陽から11番目にある木星は、異なる立場の人を繋いだり、対等な立場の人や友達と偏見を持たずに接したり、活発な議論や交流の場でその才能が生きてきます。そして自分が突出することを好まず、仲間全員が楽しくなれる場を作ることを好みます。
火星座のこの火は暖炉やキャンドルの火のようなもので、強烈に目立つものではないですが仄かな明るさや暖かさで場を包む火です。
また、太陽から見た火星は8番目の蟹座にあります。火星は自分らしく行動している時（太陽を輝かせている時）に現れる行動の方向性やエネルギーの向かう先の傾向です。8番目の火星は人の深層心理や命、生命など、一般的・表面的な理屈を超越した深部・暗部に入り込む力で、自ら動く時にはその傾向が出てきます。この火星が発揮される時、どこか人の暗い部分に惹かれる性質が出てきます。
しかし実際に成果や実感を掴むのは11番目の木星を発揮して、分け隔てなく多くの人に接している時です。偏見を持たず多くの異なる人の中でも人をつなぐことができます。
様々な場や色々な人に会ってみましょう。利益や採算は考えず、相手の望むものを惜しみなく与えて、チャンスが来ればそれに乗ってみましょう。
地星座がほぼ無く、現実面での維持力や保持力が弱いです。自分を堅実に守ったり形あるものを積み重ねる発想が弱いので、手元にモノが残りません。自分で得たり守ろうとするのではなく、気前よく分け与えましょう。目に見えない移り変わるものが財産です。
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