26〜35歳、この辺は太陽期であり、太陽星座がとても重要になってくる時期ということを書きました。

そこから次の段階は火星期となり、自分の生き方を固め、意志を確立したその先の段階に入ってきます。
ではもうここから先は新しいことができないのか、自分の生き方をやり直すことができないのか?
…といえば、そんなことはないです。
自分の存在そのものを問い直していくことは、どんなに遅くても、歳をとってもできます。
自分の生き方に自信を持てなかったり、腹落ちできない人は、いつでも自分の太陽、その太陽の星座を意識して生き方を改めていけます。
ただ、この火星期あたりの年齢になると、ただ自分の生き方を問い直して改めるだけではいけなくなります。
火星の年齢域に入った人であれば、大体は太陽の意識つまり自分の意志や自己を確立しています。曲がりなりにも自立して自分で行動している人は太陽の年齢域のテーマとか課題は大体クリアしています。
30歳前後には自分自身を問い直し、親や家庭でのあり方をじっくり考え直し、仕事や未来像を考えていきます。
そして火星の年齢域に入ると、自分自身で考えた自分の生き方や意志をもとに、行動していく10年がやってきます。

火星の年齢域、およそ36〜45歳では、
(それまでの太陽期の課題をしっかり消化していれば)とにかく行動が大事です。
自分の才能や実力を伸ばし、社会に向けて存分に発揮していくときです。
40歳前後のこの年は、一番パワーがあり、社会で仕事していく中で第一線で活躍する時ですからね。
その行動は、今まで自分が考えてきたことや積み重ねてきたキャリアや才能を使うこと。今までの自分自身が持っている能力を使っていくことです。
自分に足りないものを求めるのではなく、既にあるものを使っていく。
さらに、自分が既に持っている才能を使って周りに与えていく。
もらったり求めたりではなく、生み出して与えてそのために行動をしていくことが大切になります。
それになんとなく、35歳より上になると、夢とか自分らしさとか自己実現がどうとか、言いづらいし言うとイタくなる感じあるじゃないですか?
行動と結果を出してから言えという、そういう風潮はあります。
火星期は、思ったことや自分の希望や意志は、行動して結果を出してこそ実を結ぶわけです。

