鳳閣星と調舒星、日記の活かし方

算命学
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鳳閣星か調舒星を持つ人は、「表現」や「伝達」は人生の大きなテーマになります。特に中心星にこれらの星を持つ人は。

その自己表現の方法は色々あると思いますが、毎日なにかしら書く習慣を持つという意味では日記は良いと思いますし、つけている人も沢山いるでしょう。

日記は書いた内容をいつか振り返るために書き記す目的もありますが、それ以上に毎日書くことそのものが大事だとも思います。
毎日考えて何かしら書くことは、良い頭の体操にもなるし、アイデアをメモしたり思わぬ閃きにつながったりするからです。あとは、書くことで心を落ち着ける効果とか。

火の性質を持ち「自ら出す」性質を持つ鳳閣星や調舒星は、ウォーミングアップ的に「書くことそのもの」を目的に日記などのジャーナリングをやってみるのは良いと思います。

鳳閣星は「鮮度」が大事

鳳閣星は、食録の星です。ありのままで自然体。飾らないナチュラルさが持ち味です。

 

四柱推命では、鳳閣星は食神と呼ばれています。これは食禄の星で、とりたてて大きな苦労をせず、食べていくことには困らないと言われます。また、食を始め、生活に関する知恵や、五感に優れている星でもあります。

それは、ひとえに「今ここ」というライブ間に優れている星だからです。
星を生かしている鳳閣星の人は、どんな時でも慌てず、自分が一番力を発揮できるペースというものを身体で理解しています。

食に強くて、自然体で生きることが得意。この辺に共通する鳳閣星の強みとして「新鮮さ」ことがあると思います。

鳳閣星持ちの人が気をつけるべきことは、「記憶や感動は時間経過で劣化していく」ということです。鳳閣星は、食と生に深く関わる星だけに、新鮮さが大事です。

むしろ鳳閣星の最大の持ち味は、その新鮮さをありのままに伝えられる力でしょう。ライブ感とも言えます。とれたて新鮮な野菜や魚などをその場でさばいて調理して食べることの特別感、格別感が強みです。

逆に言えば、鳳閣星は閃きや感動や知識は、どんな形でもいいので時間をおかずに即出すのが大切です。勿体ぶっていると腐ってしまいます。

ブログでもツイッターでも、気づいた感情などを発信するというのは良いツールです。鳳閣星が日記をつけるのが良い理由は、日記はその日のことを書いておけるからです。

人にもよりますが、その日に感じた記憶や感動はできるだけ印象に残る形で紙に書いておくのがオススメです。鳳閣星の場合、メモみたいななぐり書きでもいいので、とにかくスピード第一で記録を取っておくことです。

長くても1日以内には、日記をつける時間を取った方がいいでしょう。

調舒星は「熟成」が大事

鳳閣星の伝達の持ち味が、「その場」「ライブ感」「新鮮さ」だとすると、調舒星の持ち味は「じっくり練って熟成させた奥深さ」です。

とれたて野菜と漬物みたいなものです。どちらも時間とタイミングが大事ですが、方向性は大きく違います。

時間を置けばおくほど劣化しやすい鳳閣星の伝達力に対して、調舒星は時間をかけて練れば練るほど深みが出てきます。それだけに、モノになるまでに時間がかかるので根気が必要です。

調舒星も「伝達」に関わる星ですが、それは自分独自のこだわりとか信念とか、価値観とか見解を加えて、自分の色を出して加工していくのが調舒星です。
自分で手を加えていくので手間も時間もかかるのですが、それだけの手間をかけて作ったものは誰の真似もできないモノになっていきます。そういう意味では、芸術や工芸などの「作品作り」は調舒星の専門分野です。

調舒星は、日記を書く際にも、なにか自分なりのテーマを持って書いてみると良いです。

数ヶ月ほど、長期的に同じようなテーマをもとに日々の日記を書いてみたり、「あの時の話の続きだが…」という感じで、思い出したかのように前に考えていたことを日を改めて書き直してみる、など。

自分の決めたテーマを深く長く、しかも辛抱強く取り組めるのは調舒星の強みです。
日記とは言っても、毎日起こったことを記録していくだけではなくて、自由記述欄みたいなところに「ところで、こんなことを考えてみた」と書いていくのも面白いと思います。

漬物を毎日つけていくみたいな感じですね。
僕、漬物つけたことないですけど←

ぷに
イツキ

ちな、僕は中心星に鳳閣星があります。毎日ブログのネタは出てくるけどネタが出過ぎて追いつけない…消化に追いつけないものは腐ってしまいます。。。

 

でもその時の気分によって書きたい話題を変えるので、連載や、質の高い記事を書くのは苦手です。その日の気分によって、違うテーマの記事を毎日書いてます。

 

毎回違うテーマの方が飽きがこなくて続けやすいです。

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