月の12星座別、自分の弱点と悩みの原因

自分がよく陥る失敗のパターンや弱点となる部分は、月の星座によっておおよそ知ることができます。

悩み事の方向性も、月星座が何座で、どの4エレメント・どの3区分にあるかで、どういう所で自分が力を発揮できなくなるかがわかります。

月星座は弱点、悩みごとの出方

月星座は、その人の弱みになるポイントを表します。

弱点というのは、自分が弱っている時や行き詰まっている時に出てくるパターンや、失敗したりやらかしたりする時に決まって出てくるパターンです。月星座は、リラックスしている時や無意識の行動のパターンを表しますが、弱っていたり悲観的になっていたりする時にも、月星座の表す行動パターンは出やすくなってきます。

しかも、月星座のあらわす自分の弱点は、気をつけたり、克服しようと努力しても、克服できない類のやつです。なぜかといえば、気を抜いたりリラックスしたりして、意識していない時ほど表れてしまうのが月星座だからです。

悩み事もだいたいは月星座によるものです。

人には、色々な悩みがありますが、僕が鑑定したり、カウンセリングをしたり、人の話を聞いてきた中では、その人が抱える「基本的な悩みの傾向」というものは大体決まっています。そして、その人がどういうことで問題を抱えるかというのは、月星座がわかればおおよそ推測できます。

自分が失敗したり、問題に直面してつまずく時は、どんなパターン、どんな心情になっているかを知ることができます。

月星座の出し方

自分の月星座を調べるには、生年月日、生まれ時間と場所を入力して、「ホロスコープ」を作成する必要があります。こちらのサイトなど、調べれば無力で作成できるサイトがたくさんあります。

月星座は、生年月日に加えて、出生時間も入力しましょう。

1日の中では12時正午が生年月日の基準になることが多いですが、生まれ時間によっては星座がとなりの星座にずれる事があるからです。特に月は星の中でも移動速度が速く、たった1日の違いでも位置が大きく変わります。月は、おおよそ30%くらいは1日の中で月星座がとなりにずれ込んでいる時間帯があります。

生年月日と時刻をいれてホロスコープを出したら、その中で月のマークを探しましょう。
上で紹介したサイトであれば、このようなホロスコープが出てきますが、その円の中にある月のマークを探してください。

その月のマークのある位置の外側の円には12通りのシンボルがありますが、それが12の星座を表しています。そのシンボルはそれぞれ何座になるかは、以下の表を見てください。

3区分ごとの特徴

月星座が活動宮

牡羊座/蟹座/天秤座/山羊座

飽きっぽいこと、完走しないこと、短絡的で勢い任せなことが弱点になります

月星座が不動宮

牡牛座/獅子座/蠍座/水瓶座

動きが遅いこと、考えに固執して決めつけてしまうこと、譲らないことが弱点になります

月星座が柔軟宮

双子座/乙女座/射手座/魚座

決められないこと、場の空気に流されてしまうこと、主体性がないことが弱点になります

四元素ごとの特徴

月星座が火星座

牡羊座/獅子座/射手座

周囲を明るく照らし、燃え盛る火ですが、火そのものには弱点があります。それは常に燃え続けることはできないことです。木材やロウソクなどの拠り所がなければすぐに消えてしまいます。

火星座グループの月は、勢いを持続できず、いったんやる気を失うと、文字通り火が消えたようにしぼんでしまうことです。特に自分の熱意を妨害されたり水を差されると、信じられないほど凹むでしょう。

月星座が地星座

牡牛座/乙女座/山羊座

地星座は4エレメントの中で唯一の「固体」で形がしっかり定まっています(火と風は気体。水は液体で形が決まっていない)。それだけに、目に見え、肌で触れられる「確実なもの」を求めます。しかし地星座グループの月は、その確実さが弱点になります。

自分の体験していないことを信じられなかったり、かと思えば人やモノを見た目の印象だけで判断したりしてしまいます。

月星座が風星座

双子座/天秤座/水瓶座

風星座は空気を意味します。空気は形を持たず、つねに動いていて定まらず、いつも北に向かって吹くとか、朝に必ず風が吹くということもなく、決まった法則をもたず流れています。風星座グループの月は、心が常に定まらず移ろうことが弱点になります。

風星座には「分裂気質」「二面性」という意味も持っているため、精神分裂的な性質や、多重人格などの神経・精神的な疾患を抱える人も多いです。

月星座が水星座

蟹座/蠍座/魚座

「感情」を大事にする水星座グループの月は、人の気持ちや感情のぶれや乱れが弱点になります。また、水はそれを入れる器がないと安定せず、入る器や周囲の環境によって形が変わることから「過去」や「環境」に影響されやすくなります。

水星座グループの月は、昔の感情や、それによるわだかまりやしこりを解消できずに残り続けることがあります。

星座ごとの特徴

月星座が牡羊座

火星座/活動宮

牡羊座の「衝動・本能・勢い」自分自身から湧き上がるひらめきや熱中などが、自分自身の弱点となります。始めたはいいものの続かない。無意識に取った言葉や行動に責任が取れず墓穴を掘る。前だけ見ていて足元を見ていないために盛大に(本当に)つまずいて転ぶ。感情(とくに怒り)を出すが、思考や言葉がついていかず、持続しない……などです。

月牡羊座の悩み

月牡羊座の悩みも、大部分は自分で始めたことに収拾がつかず、手一杯になってしまうことではないでしょうか?

月星座が牡牛座

地星座/不動宮

牡牛座は、一歩一歩踏みしめるように、ゆっくりと進んでいく性質を持っていますが、それが弱点となります。頑固さを持っていますがそれはほぼ自分のわがままから来ているほか、理屈でなんと言われようと、一度決めたことを覆すことはほとんどないでしょう。モノや品質を、触り心地や匂い、味覚などで判断し、その審美眼は優れているのですが、それを独り占めすることに喜びを感じたりします。

月牡牛座の悩み

基本、自分が良ければそれでいいと思っているので、自分のテリトリーや安全地帯に踏み込まれるとものすごいストレスを感じます。

月星座が双子座

風星座/柔軟宮

双子座は会話やコミュニケーション、素早く絶え間ない情報のやり取りなどができる知性の星ですが、その知性が弱点となります。様々なことを色々な角度から知ろうするのですが、それは特定の立場に立たされたり、ひとつのことに集中したり、腰を落ち着けたりすることへの極度の恐怖感からきています。見聞きした言葉や知識を並べることはできても、「本物の深み」を持てないのです。

月双子座の悩み

たとえば「立場」「責任」もしくは「安定」なども。そのニュアンスがかすめるだけで、月双子座はげんなりしてしまうでしょう。

月星座が蟹座

水星座/活動宮

蟹座は親しい人や安心できるモノを守ったり育てたりする力がありますが、それが弱点となります。育てたり面倒を見たりというのは、自分と相手が同じ存在であり、仲間だという安心感を得たいからですが、それが執着となってしまいます。月蟹座は、慣れ親しんだ居心地や安らぎなどが離れることを裏では恐れていて、そのために現状にしがみつくことが多くなります。

月蟹座の悩み

月蟹座の悩みの多くは、身内や心許した近くの人間の変化、それによる自分自身の動揺にあります。

月星座が獅子座

火星座/不動宮

獅子座は自分を華やかに大胆に表現することで、人から特別な存在だと思われ、賞賛されます。しかし月獅子座はそれが弱点となります。賞賛を得るためには、自分もそれなりの努力や周囲への気配りをしなければいけませんが、月獅子座は最初から見栄を求めてしまうところがあります。それの求め方、人へのアピール、認められたい願望がどうにも子供っぽくさせてしまいます。

月獅子座の悩み

なにか問題にぶつかった時、自分がささいな意地をはってないか、ふてくされていないか、ふり返ってみましょう。

月星座が乙女座

地星座/柔軟宮

乙女座はモノゴトの細部に目がつき、緻密な心配りを発揮して人の役に立つ優れたセンスを本来持っています。しかし月乙女座はそれが弱点となります。たとえば、細かいアラや欠陥を見つけるところまでで止まってしまいます。神経質な面や批判精神がありますが、だからといって自分でそれを改善し、能率を上げて完成度を高める…ということが、どうにも上手くいかないのです。

月乙女座の悩み

月乙女座において、細かく潔癖になっている時、それは自分自身のゆとりを失っているのかもしれません。

月星座が天秤座

風星座/活動宮

「はかり」をあらわす天秤座は、モノを正しい基準で比較して、客観的で公平にはかることができます。それは確かな「基準」があってこそ可能なのですが、月天秤座はその確かな基準というものがもてないという弱点があります。相手を過剰に意識しすぎて「正しく推し量る」ことを忘れたり、比べた先に結論を出すことができなかったりします。

月天秤座の悩み

悩みや、混乱している時、よく落ち着いて、そもそも何を見極めるべきなのか、根本に立ち返ってみましょう。

月星座が蠍座

水星座/不動宮

蠍座は心の内の痛みや、過去に経験した記憶や感情をいつまでも溜め込み、それを力に変える不屈の精神をもっています。しかし月蠍座は、その感情の扱い方が少しズレてしまいます。自分だけの唯一無二の感情や体験を、自己防衛やエゴのために使ってしまうところがあります。「(この私の感情は)あなたにはわからないし、誰にも理解できるはずがない」というように。

月蠍座の悩み

月蠍座にとっての問題の多くは、過去の記憶や感情を手放せない自分自身にあるのです。

月星座が射手座

火星座/柔軟宮

射手座は、未知の物事に矢のごとく飛び込み、最初は無鉄砲な行動でも、その行動の中で学び、器が大きくなっていきます。しかし月射手座はその最初の「無鉄砲」があるまでで、その後の深い学びまで集中力が続かない弱点があります。自分の好奇心を求めるあまり、細かなことや周りの事情を見落としたり、深い理解まで忍耐が持たないなど、どうも品がなくなってしまうのです。

月射手座の悩み

月射手座はクヨクヨと悩まないですが、「ケジメ、後始末をつけない」ことが後々自分を苦しめることがあります。時々立ち止まってみましょう。

月星座が山羊座

地星座/活動宮

山羊座は年長者の星座であり、感情に左右されることなく毅然ととして、結果と規律によって律してゆく大人の星座ですが、月山羊座ははるか幼い子供の頃から持っているために、いつでも「大人」や「社会」のルールや監視を受けているように感じてしまいます。そのため、感情を出すことそのものへの恐れや苦手意識があり、心からの安らぎを見つけるのに苦労しがちです。

月山羊座の悩み

「こうあるべき」という囚われに気付いたら、月山羊座のあなたにとってそれはもう手放していい幻想かもしれません。

月星座が水瓶座

風星座/不動宮

水瓶座を持つ人は、周りのグループやそこでの決まり事や公平さを保つために、私心をなくして行動できる星座です。月水瓶座になると、属するグループ全体を優先するあまりに、人それぞれの気持ちや心情を(ときには自分自身も)無視することがあります。

月水瓶座の悩み

月水瓶座は、周りの友人や所属する会社や組織からの影響をとっても受けやすい人たちです。人間関係が自分のふだんの気分の機微をも左右するでしょう。悩みの根源は、周りの人との距離のはかり方にかかっています。

月星座が魚座

水星座/柔軟宮

魚座は、大きく深い感受性があり、人の心に共感する力を持っています。第六感など、言葉で表せないような空気の変化も直感で理解する感性を持ちます。月魚座は、この感受性に抑えが効かなくなり、自分の気持ちすら周りの空気や雰囲気に呑まれて、自他の感情の区別がつかなくなる弱点があります。気をつけないと、感情の良い悪い関係なく、心が疲弊してしまいます。

月魚座の悩み

月魚座にとって、悩みの中身は関係なく、心の消耗度合いが全てです。まずはゆっくり休息をとりましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました