お金を稼ぐことの適性を西洋占星術で見ていく時には、火星・木星・土星の状態を見て判断していきます。
太陽を中心に回っている7つの惑星の中で地球より外側に位置している火星・木星・土星は、
占星術では対外的な、外からの環境によって求められる素質に関係してきます。
火星は個人で仕事をしたりお金を稼ぐためのモチベーションや最初に動くためのヒントになります。
火星は多少苦しくても頑張れる、戦える才能を表すので、自分が頑張るべき時、仕事の覚えたて、社会人になりたての新卒の時などにも火星の力がヒントになります。

木星、スケールの大きさの本質
「お金を稼ぐ、大きく儲ける」ということを考える時、西洋占星術では木星の力を使うことが大事になります。木星は、占星術の古典の頃から大吉星と呼ばれており、幸運をもたらす星とされています。木星の意味は、物事が「大きくなる」「拡大、拡張する」という...
この木星の話に書いたことを参考にすると、プロスポーツの中で、お金を支援してくれる広告・スポンサー、そしてそこに集まる観客などの大衆は、木星が司る領域です。
対して、スポーツの中でプロを定義して、協会としてルールを設ける役目を持つのが土星です。しっかりとルールと枠組みを作り、多くの人に広く普及させる。
この2つがしっかりと揃ってかみ合うと、安定という土台があるからこそ大きく広がり、より広がるためには盤石な土台が必要になります。
土星は「制限」を表し、厳しさを与える星と呼ばれますが、それはルールを作ることにより安定をさせるためです。
仕事において、火星は最初に行動するエネルギーのあり処。
木星は多くの人から注目され、お金を多く稼げるポイント。
土星はその仕事を持続させて安定させる仕組みやシステムを担っています。
これは火星→木星→土星の順番で意識して使っていくのが良いです。