母音姓名占いのやり方(5)母音i「い」

母音姓名占
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最初に発音する先頭の名字がi音で始まる人は特にこの性質が強く出てきます。
イノウエ、キムラ、シミズ、ヒラノ、ミヤモトなど。




発音

目と口の間のほお骨を片方または両方上げてアゴをぐっと入れて、歯を見せる。

下の顎の先端から声を出すようにして力を込める「イッ!」。

イヒヒとかシッシッシとか笑う声で、含み笑いしている感じが、小狡いとみるか可愛いとみるか。

はにかんで「ニッ」としているのも、i音の口と笑いですね。

声を出さずとも「微笑む」ためにはi音の口の形でニイッと笑えます。
「いちたすいちは? にーーー(パシャ)」です。




性質

分け隔てない対等な繋がり、「ヨコ」の繋がりで軽やかにコミュニケーションを図ることができます。

「い」ぢわる〜とか、「い」たずら〜とか、悪い意味では小賢しい。良い意味では面白く親しみのある印象を与えます。


i音を発する顔は笑顔です。

自然にゆるむ笑顔というより、口や頬を引き締める「作る笑顔」と言う感じですね。相手に敵意がないこと、友好を示すためにアピールするのです。

i音を使わない、笑顔が苦手な人などはホホを片方だけ上げてぎこちない笑顔を返したりしますね。

このようにi音は「人に見せる顔」なので、その音の性質を受けて変幻自在、さまざまな顔を使い分け、楽しげです。




ポイント

先頭がi音の人を始め、i音が強い人が大事なのは「承認欲」。
人からの反応と承認を求めるということです。

賢い人や知的な人、やり手な人に抜目ない人など、多くの人がいますが、i音で構成されている人はその原動力に「欲」があります。

人から認められたい承認欲求がまさにそれです。
人からの期待に応えたり、それを上回るサプライズをしようとしたり、すごいと思われたい、賢いと思われたい、カッコイイと思われたい、チヤホヤされたい、人目を引きたい、存在を誇示したい、大切にされたい、価値ある人になりたい、などなどありますが、要は承認されたいのです。

基本、俗っぽい欲しがりさんです。
それだけに庶民的な親しみやすさも出てきます。

これ、i音の人は人から認められたい偉くなりたい優越感を得たいとかではないです。単純に反応してくれると嬉しいという感情です。むしろ人より抜きん出て優れたいとは思わないでしょう。

「承認欲求」のネガティブなイメージではなく、あくまで「承る(聞く、引き受けるの意)」「認められる」を求めるというそれだけです。




そして人間が成長していくと、それらの承認欲を満たして人から歓迎されるには、
まず自分が与える人になること、
与えることによってお礼が返され、
与えることによって心が満たされること。

そうして人と繋がりを深め合っていくことを知っていきます。人との繋がり、喜びはこのi音の波長からもたらされていくのです。




東洋の五行では

i音は「火」のイメージです。

方位は南、季節は夏。陰陽では表に出る陽。

元気に熱気、活気など、光と熱を与える火の役割を持っています。その火を上手に扱えるのは人間だけです。だから人からの承認を求める性質になるのです。

どんな分野でも、些細なことでもいいので、自分の承認を得られる場所、そして人に自分が与えられる何かを持つことが大切です。

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