最初に発音する先頭の名字がo音で始まる人は特にこの性質が強く出てきます。
オオタ、コヤマ、トダ、ノグチ、ホンダなど。
発音
「おっ」「おお〜」「ほお」
笑いや喜びのニュアンスはあまり無いのですが、納得や感心の言葉が多いです。
これらの言葉は論理的で冷静なイメージがあり、使うと知的な印象を持たせられますね。
「おはよう」「ごきげんよう」
丁寧語にはとりあえずおをつけとけば品が出て知的な印象に。
「オーッホッホッホッホ!」
今どきいねえよこんな高笑い。
「お」には意識は引き締めたり、シャキッとさせたりする効果もあります。
5音の中では、i音と並んで場を引き締め緊張感を与える波長を持ちます。
「お〜い」は人に気づいてもらうために使います。
「おい!」あっこれはちょっとビクッてなって怖いですね!

力が入る位置は目と目の間、眉間辺りです。
しかし「お〜」と発音するときは、顔の力が入る位置というか意識する位置が自分の身体の外にあり、顔から離れた数センチ先の目線に向かって言葉を出しているイメージがあります。
「自分の身体の外に意識が向かっている発音」ということで、o音は身体という現実感覚ではなく頭脳や理屈、精神性を高める母音でもあります。
性質
o音には、発音に品性や知性を宿す効果があります。
これら知性というのは冷静ということで、冷たいんですよね。coolです。
ひんやりとした波長であり、o音を響かせるとなんとなく温度が下がる感じがしませんか?
知的で整った印象を持たせるので、o音が強い人は知的な印象や引き締まった顔、あるいは目つきや額や顔の上部が印象的なイメージを持ちます。
眼力が強い人が多いです。
e音と並んで個人・個性の音であり、aiuと違って1人で考えて進み、周りに合わせることはあまりしません。
ポイント
o音の冷やす性質のせいか、他の音に比べると近づき難い性質が滲み出るということを自覚しましょう。
人に従うことも好きではなく、多くを理屈によって解決しようとします。
自分で動いて考えるタイプですが、それが独りよがりにならないようにしましょう。
自分と周りの人との意識や思考の乖離が起こりやすいので、人の気持ちや感情も汲んでみましょう。
落ち着きのある人なのですが、u音の人と違って人の助けはあまり期待できないので、持ち前の頭脳を使って自分で考え工夫し、努力していきましょう。
東洋の五行では
o音は「水」のイメージです。方位は北、季節では冬。陰陽では陰です。
また北には、年長者や年寄りの場所という意味もあります。
静かで寒く、人から離れたところで1人静かに精神を清めて習熟させるには北という方位や冬の季節が最適です。
人よりも落ち着き、成熟しているように見えるので、その落ち着きと知性が人を安心させますが、エラそうな年寄り感も出てしまうのが難点でしょうか。
母音姓名占いシリーズ
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