12月21日山羊座冬至の星模様は「じっくり力を蓄える」

西洋占星術
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そろそろ、1年で最も日が短い冬至を迎えます。冬至と同時に「山羊座」の1ヶ月が始まります。

これから1ヶ月の星模様から見る世界の様子。
テーマは「じっくり力を蓄える」です。




重苦しさのある山羊座の星模様

ここから1ヶ月の太陽山羊座期間のホロスコープは、なんというか重苦しい感じです。

この冬至のホロスコープを見ると、
・双子座にある木星
・乙女座にある月
・射手座にある水星
・魚座にある土星

それぞれが4方向の星座から地球を囲っているグランドクロスというハードアスペクトを作っています。

このグランドクロスはすべて柔軟宮で、いろいろな考えや意見は出てもまとまらず前に進むことができない、そんな意味があります。


他にも、
・トラインなどのソフトアスペクトがかなり少ない
・火星と木星が逆行中
・地星座は基本、太陽だけしかない

…と、占星術的な観点から見ると、この山羊座期間はいまいち安定感に欠ける感じで、ゆらゆらと不安定な運気を揺れ動いています。


じっくり力を蓄え、引きこもって大人しくしているのが良いでしょう。

火星と木星がそれほどパワフルではないので、この冬のクリスマスや年末年始にかけては、動きが少ない感じです。

動きが少ないので経済的な、人の流れも控えめになりそうな予感。


そういえば、なんか急に寒くなりましたね。
星模様は自然や気候、さらには天変地異などとも連動する傾向があるため、これは厳しい寒さによる巣篭もり期間のサインかもしれません。

(重苦しい星模様が昂じて雪で交通機関がストップとかにならないといいですが)




冬至の意味

ちなみに山羊座のはじまりは、冬至の始まりでもあります。

そして冬至の瞬間のホロスコープは、これから一年の始まりや国の状態、これからの成り行きを占う時にも使われます。

冬至のホロスコープは、特にこれから3ヶ月、春分に至るまでの流れを見ることができます。




潜伏の時

そこからこれから先3ヶ月くらいの流れを見てみると、「今は潜伏の時」という感じです。

伝説の存在である龍は空高く飛翔する前に、水の深くに潜って力を蓄える「伏龍」と呼ばれる時期があります。
そして時期を見るや勢いよく飛び立ちます。

この冬至の時期、日本だけでなく世界も、その変化の時に備えて伏して待っている感じです。


以前の記事でも、来年は大変化が待ち受けていると描いており、それは7月前後からだと書いた気がします。

今年、長い年月を経てついに冥王星が水瓶座に移ったのですが、それによる影響と明確な変化が起こるまで、人々の潜在意識では潜伏している期間が続いているのです。

大きな変化の前には、その力を温存しておくことが必要です。
大変化が起こる前には人は眠くなると言われます。ホロスコープを見ると、それに備えて今は力はまだ動かずに眠れと言っている気がします。




日本の様子

冬至の「日本の情勢」は、アセンダントが表しています。

この山羊座の時期の日本はアセンダントは蟹座です。身内や身近な生活を大事にすることがテーマです。

世界全体からすると穏やかですが、世界の流れに翻弄されつつも自分が主役ではない…そんな感じです。


実際、世界各地で国レベルで大事件が起きているのですが、日本はどうでしょう。ピンと来てない人が多いのではないでしょうか? 

でも世界の根底を変えるような出来事は少しずつ、じわじわとやってきています。

しかし慌てずに落ち着いて、これからの1日を丁寧に暮らして力を蓄えておきましょう。

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