ホロスコープの作り方2(出生時間がわかる人)

西洋占星術
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ホロスコープの作り方
ホロスコープは、ネットで「ホロスコープ 作成」と検索すれば無料で簡単に作れます。手軽なものから、複雑に設定するものまであるので、好みのサイトを選んで作ってみましょう。自分の生年月日でホロスコープを作るこちらの「さくっとホロスコープ」で作って...

前回、こちらではホロスコープの作り方と、それぞれの星座の出し方を書きました。

今回は、「ハウス」の出し方を解説します。

※ハウスは、出生時間と場所が分からないと出すことができません。




「ハウス」の見つけ方

「さくっとホロスコープ」をはじめ、大抵のホロスコープ作成サイトには、出生時間と生まれの地域あるいは緯度・経度を入れることができるので、それを入力してホロスコープを作成しましょう。

ハウスは、ホロスコープに1から12の番号で割り振られています。
1ハウス、2ハウス、3ハウス…と呼ばれていて、12ハウスまであります。

さくっとホロスコープでは、内側に番号が書かれています。




1ハウスの始まり「アセンダント」を見つける

ハウスの始まりは「カスプ」と言います。

ハウスは、この始まりであるカスプがどこにあるかが重要で、
「1ハウスを担当しているのは何の星座か」
というように見ていきます。

中でも、「1ハウスのカスプ」が最も重要です。

1ハウスの始まりはここです。

例の場合、1ハウスの始まりは♋︎のマークなので、1ハウスを担当しているのは蟹座となります。

1ハウスのカスプ、始まりのことを「アセンダント」と呼びます。

Ascendant、略してASCと呼ばれることが多いです。「上昇宮」とも呼ばれます。

アセンダントにある星座は、太陽星座・月星座と並んで、その人のパーソナリティにとても大きな影響を与えます。出生時間までホロスコープを出せる人は、太陽・月・アセンダントの3つは知っておくと良いです。




12のハウスをそれぞれ出す

1ハウスの始まり、カスプの星座を出しました。

次は2ハウス、3ハウス…と順番に出していきます。一周して12ハウスまでいきます。

2ハウスは、1ハウスのカスプの星座から数えて2番目の星座になります。
1ハウスが蟹座なら、2ハウスは獅子座です。

1つハウスが後ろにずれるごとに、星座も1つ後ろになります。

この、アセンダントのサインを基準にして、1ハウスにつき1つのサインが順番に対応する形式を「ホールサインハウス」形式と呼びます。

実はハウスの分け方は他にもたくさんありますが、複雑すぎるので、とりあえず比較的シンプルな1ハウス1サインのホールサインハウスだけ覚えておけば良いと思います。

見るのは、ハウスのカスプが何座にあるのか
その星座内にある惑星です。
これを1ハウスから12ハウスまで順番に見ていきます。


2000年1月1日16時東京都生まれの人を例に見ていきましょう。

ハウス・・・カスプの星座/星座にある惑星
1ハウス・・・蟹座♋︎/
2ハウス・・・獅子座♌︎/
3ハウス・・・乙女座♍︎/
4ハウス・・・天秤座♎︎/
5ハウス・・・蠍座♏︎/月
6ハウス・・・射手座♐︎/金星、冥王星
7ハウス・・・山羊座♑︎/水星、太陽
8ハウス・・・水瓶座♒︎/海王星、天王星、火星
9ハウス・・・魚座♓︎/
10ハウス・・・牡羊座♈︎/木星
11ハウス・・・牡牛座♉︎/土星
12ハウス・・・双子座♊︎/

例で見せている「さくっとホロスコープ」では、
「プラシーダスハウス」と呼ばれるハウス分割が使われています。

しかし今は「ホールサインハウス」形式での解説をしているので、例の図とハウスが噛み合ってないところがいくつかありますが、とりあえず忘れてください。




これでそれぞれのハウスと、ハウスに入っている惑星がわかりました。

詳しい時刻がわかれば、ハウスをこのように出すことができます。
ハウスを出すとよりリアリティのある星読みができるようになります。


アセンダントの星座が何か。太陽や月など主要な惑星はどのハウスにあるか。

12の星座や月星座だけでなく、これらハウスを組み合わせて読むと、西洋占星術のものすごく深い世界が広がっています。

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