魚座は物騒なのか？　サビアンシンボルから見てみる

ぷにです。

ふとどこかで聞いたことがあるんですよ。魚座のサビアンシンボルには、所々に物騒なメッセージが出てくるって。
特に軍隊関連の言葉が出てくるって。松村潔氏だったかな、それ言ったの。よくは覚えてないけど。。。

西洋占星術にはサビアンシンボルという占星術があります。
サビアンシンボルとは、星座の1度ごとに存在する、詩のような抽象的なメッセージのことを言います。占星術での星座は12あり、一つの星座を細かく分けると、1度ごとに30ずつ分けられています。12星座×30で、360もの抽象的なメッセージが、占星術には存在しています。
一年は360日以上あるので、このサビアンシンボルを調べてみれば、自分が生まれた月日によって、360通りの異なるメッセージが分かるというわけですね。

さて、魚座のサビアンシンボルです。物騒なのが多いのか、軽く調べてみたんです。以下にあるのが、魚座の30あるシンボルです。

*「ディグリー占星術」を参考にしました。

以上、見てみました。なんとなくそれっぽいメッセージには太字を付けました。
物騒なのかはともかく、「将校」という言葉が２つ出てきます。他にも「刀」や「ハンター」とか、ちょっとムリヤリ感あるものも拾ってみましたが、見つかったのは5つ。多いとみるか少ないと見るか。

ちなみに、同じようななんとなく物騒なワードがサビアンシンボルに入っているものを他の星座でも探してみました。その結果、「軍隊」みたいな言葉があったのは、蠍座に3つ。山羊座に4つ。水瓶座に1つありました。他の星座には、戦いをしているような言葉はあってもそれは個人的な戦いで、戦争という意味はないという感じです。
それと比べると、魚座のサビアンシンボルには物騒な言葉が何気に多いですね。

なぜ魚座なのか？
魚座って、僕はラブ＆ピースなイメージがあるんですけど。
あると思いませんか？

前日の記事でも書いたんですけど、魚座というのは、全てを受け入れてヨシ！　する星座なんですよね。すべてイイネというか、なんでもイイネというか、どうでもイイネというか。そしてそれが極まると、世の中がカオスになります。土星が魚座にやって来た時なんかは、支配者や統治者、秩序すらもゆるくなります。
また、魚座の段階になると、秩序とか身近な法律とかルールで考えることをしなくなり、もっと世界的なスケールや、根本的な概念から、心持ちから変えた方がいいよね！　という風になります。それが過激な方向に出ると、変えられない世界なら、まるごとぶっ壊したほうがいいじゃんということにもなります。見方によってはとても危険です。
山羊座が統治するために力や武力を持つなら、魚座はすべてをゼロにするために力を使うという感じです。

魚座の浄化とは、そういう意味を持ってきます。決して優しい浄化や癒しというわけではないんです。「どうしようもないなら、まるごと壊そう」的な浄化です。大抵のことなら別にヨシ！　で気にしないけど、言い方を変えれば大事になるまで、本当の本当に戦わなきゃいけないギリギリまではずっと動かずにいる。
魚座が本気で行動を起こす時って、いざとなったらすごい大事になって、周りをびっくり仰天させることがあるのはそのためです。

12星座の最後のサイクルなので、次のサイクルにスムーズに入るために、大事なエッセンスだけ残してきれいに掃除して整理をつける役目を持っています。それを掃除してくれるのは水瓶座の役目なのですが、それでもなお残っているゴミや出涸らしは、魚座になって最終審判と強制執行がくだります。
そう考えると、魚座でやってくる「力」の象徴はなかなかおっかない気がしますし、サビアンシンボルにいくつか物騒な言葉が入っているのも、そういう容赦のなさを表しているのかもしれません。

オンラインカウンセリングセッション受付け中

東洋・西洋含めた複数種類の占いを使った、オンライン通話で行うカウンセリングセッションです。
60分5000円（今後、値段が変わる可能性はあります）
詳しくはこちら→https://pnism.com/live-map/