この1ハウス、アセンダントにある星座は、見た目の印象に大きく影響するので、太陽星座や月星座以上に、他人から見た時の星座らしさにもなってきます。
太陽星座や月星座は、本人の性格の癖や意識の方向性など、自分自身の心に影響してきますが、アセンダント星座は他人から見た自分の印象なので、太陽や月の星座とアセンダントの星座が大きく違うと、自分の自己イメージと他人から見た印象が大きくギャップを生むこともあります。
月星座が乙女座でアセンダント星座が牡羊座だと、自分の内心は神経質で警戒心が強くてなかなか心を開かない人間だと思っていても、他人から(特に初対面や付き合いが浅い時)見た印象では行動力があり野生味があるパワフルな人に見られます。そして人との関係や社会では直感的・瞬発的に動いた方が上手くいく…といった人になっていきます。
何か行動を起こす時、まずは自分のアセンダント星座とその周辺にある1ハウスの星を意識して動けば、物事をスムーズに勢いよく始めていけるので、行動を起こす時はぜひ利用してみてください。
今回は、アセンダントが牡羊座〜蟹座までの持つ印象を書きます。
アセンダントが射手座
または1ハウスに木星がある。
感性や雰囲気が海外ウケします。
大きく飛躍していく射手座や、物事を拡大していく木星のパワーを自分自身に持っているこの人は、大きなこと、物珍しいものやインパクトのあるものを広げていく力を持っています。
自分が良いと思ったものやオススメのもの、自分自身のアピールポイントを事あるごとに人に伝え広めると、面白がられて注目されます。
1ハウスに木星があると、楽天的な雰囲気を持ちます。なんとかなるの精神で力を抜いてても上手くいき、ゆったりしているほど人が集まってきます。いいかげんに思われることも多いです。
アセンダントが山羊座
または1ハウスに土星がある。
まず、「何を目的に」「何のために」がわからない状態での関係が苦手です。見た目など小細工で印象を良くするより、成果や実績を出して認めてもらおうとするタイプです。
「信用」をとても大事にしますので、初対面ほどいい加減な対応をせず、きっちりやりとりをします。
1ハウスに土星があると、初対面の印象や会話に苦手意識があるでしょう。自分自身に関すること全般に自信を持っていません。そのため、自分をアテにしなくてもできることを大事にします。確認を丁寧に取ったり、大事なことをメモやスケジュールにちゃんと記入をする…などです。
アセンダントが水瓶座
または1ハウスに天王星がある。
見た目がシンプルで、余計な装飾とかがなくスッキリとしているのが印象が良いです。初対面であれば、自分の目的や価値を単刀直入に提示してスマートに話を進めるのが一番無難です。
1ハウスに天王星があると、人とつるんだり群れたりせず孤独になります。また、定期的に1人になろうとします。仕事や家庭で人と一緒にいることが多いほど、1人になりたい衝動は強くなっていきなり旅に出たりします。自分で意識してそういう時間と機会を持つようにしましょう。
アセンダントが魚座
または1ハウスに海王星がある。
自分自身の心身にブレーキがありません。変化に抵抗しないということです。気がついたら立場が変わっていることや、状況が一気に急変したり、体調を一気に崩したりしがちです。
それらは、兆候は実は前々から出ているのですが、自分自身のブレーキが弱いので、大きな変化が起こるまで自分が気づかないことになります。
良く言えばダイナミックな変化によく遭遇する人であり、気づいた変化は自分へのメッセージとして真剣に受け取ることが大事です。
1ハウスに海王星があると、なにか特定の感覚や勘が鋭く、サインを敏感にキャッチする力があります。その感覚は自分特有のもので他に人に理解されず、その感覚は自分の心理にも影響するため、自分の感覚以外のものにできるだけ縛られないように、立場やこだわりを持たず自由にいられることを望むようになります。
