うお座は優しいと言われます。周りからは大抵、優しいという印象を持たれます。
でも実のところ、本人は自分を優しい人とは思っていません。
まあ自分で「優しい」などと思ってしまう人なんて滅多にいないと思いますし、優しいかどうかは自分自身ではなく他人が決めるものですけど。
それを前提としても、うお座はそもそも「優しい」というものをあまり分かっていません。
12星座の中でも、水の星座であるかに座、さそり座、うお座は人の心に密接に関係する星座であり、星座の性質をフルに発揮すれば人を情で包み、やさしさを与えます。
でも、その優しさの中身はそれぞれの星座でかなり異なります。
かに座の優しさは、相手の状況や心情を自分で推しはかる「配慮」が人への優しさになります。
基本、自分で主体的に世話をしたり気にかけたりするのがかに座の性質なので、優しさは何かを言われれば、かに座であれば答えてくれます。
うお座のやさしさは、優しさに見える優しさではない何かであり、優しくもなければ同情もしません
正確には、うお座の人自身は、相手に優しくしているとも、同情しているとも思っていません。
ただ、心を「同化」しているのです。
相手に合わせているのであり、それはほぼ無意識にやっています。
その同化をするために相手の心に近づいたり合わせたり、リズムやテンポを合わせたり、相手の心地よい距離感やリズムに合わせていきます。
それを無意識に、いたって自然にやっています。
水星座の中でも、柔軟宮に属しているうお座は、他者や環境によって自分の思考や心をたえず変化させているので、主体性はほとんどありません。
「優しさ」にしても、他人がうお座の同化する性質をそう呼んでいるという感じあり、本人はその無意識で自然な行いを「優しさ」として意識していません。

