「お金を稼ぐ、大きく儲ける」ということを考える時、西洋占星術では木星の力を使うことが大事になります。
木星は、占星術の古典の頃から大吉星と呼ばれており、幸運をもたらす星とされています。
木星の意味は、物事が「大きくなる」「拡大、拡張する」ということです。
心に作用すれば、大らかに、のびのびとする…という意味にもなります。
そこで、木星の星の力を理解するために覚えておいてほしいことがあります。
その木星の大きくなる、拡大するという力の根っこには「虚構」というものが必ず含まれています。
現代で言えば、夢やエンターテイメントとも言えます。
例えばプロ野球。例えば将棋。
プロ野球でも、将棋でも、それらは生活に必須なわけではありません。
元々は娯楽であり、それが人々を楽しませて人生を豊かにするものでは合っても、そこに「お金」は入り込んできませんでした。
でも今現在は、野球や将棋の世界では、その腕を磨き抜いて生き抜いていけば、お金が得られる世界になっています。
ただの娯楽であったものが、そうなったのは何故か。
それは、「プロ」という定義が生まれ、その世界にお金を注ぐ広告企業やスポンサーが生まれ、それらをまとめ上げる存在として「協会」が生まれたからです。
それらの土台の先に、老若男女たくさんの人を集めて巻き込み、影響力がついた時に、最初はただの娯楽が、どんどん大きな虚構となり、人々に広がっていきます。
この大きな拡大の力が、木星を象徴しています。
木星という、富と拡大をもたらすと言われる星を生かすには、人に楽しさや娯楽、夢を与えるものがもともとの素材に必要です。
そしてその素材には「虚構」の要素が入っています。
一般大衆に広がるほどの大らかさと普遍性、柔軟性を持ったものが木星の管轄になります。

