土星・海王星のコンジャンクションがあと1年少しでやってきます。
土星と海王星がコンジャンクションになる時期は、大きな秩序や考え方が少しず〜つ崩れていって、新しい価値観に変化する時です。
それは個人や一人一人ではなく、世界という大きな枠で変わっていくようなスケールです。

土星は秩序や社会の枠組みや仕組み。
海王星は人々の集合意識や無意識、精神性を表します。
さらに海王星は「溶かす、曖昧にする」みたいな意味もあり、海王星がほかの惑星とアスペクトを組むと、その惑星の性質を溶かしたりいい加減にしたりします。海王星は、精神性や捉えている意識が大きすぎるので、目の前の現実や物質などに頓着しなくなります。
今現在、土星と海王星の距離はどんどん近くなっており、2026年に土星と海王星が重なります。土星が海王星と重なることによって、現実、社会、それまで形作ってきた仕組みや制度などが、海王星という大きな意識によってゆるやかに溶解していきます。
つい最近、冥王星が水瓶座に移って、世界の様相がすこしずつ変わりつつあります。

でもそれは水面下での少しずつの変化であって、どんな人から見ても明らかに変わるまでにはまだ時間がかかるでしょう。
その影響が出て、今までの古いシステムが変わっていく時期は、
土星と、それ以降の惑星(天王星・海王星・冥王星)がアスペクトを結ぶ時です。
2025年の7月辺りから今までの常識が少しずつ書き変わる気配がして、2026年で人ぞれぞれの意識も新しいものに変わっていきます。
土星と海王星のコンジャンクションが起こった時、過去はどんな時期だったか。
土星と海王星が同じ角度にやってくる、コンジャンクションが過去に起こったのは、ここ100年以内だと、1916年、1952年、1989年でした。
次にやってくるのは2026年です。だいたい36〜7年のペースで土星と海王星が出逢います。
1916年
土星海王星が獅子座でコンジャンクション。
第一次世界大戦の真っ只中で、翌年にはロシア革命が起こっています。1916年とその前後は、帝国主義の衰退と新しい国際秩序の形成が始まる時期でした。
1952年
土星海王星が天秤座でコンジャンクション。
米ソ冷戦時代。日本は連合国の占領下から独立をして、同時にアメリカサイドへ入ることになりました。天秤のように、世界が資本と共産の2つの秤にかけられていました。
1989年
土星海王星が山羊座でコンジャンクション。ソビエトの崩壊が始まり、冷戦終結からのアメリカ一強の始まり。山羊座という地の星座の頂点であり成功者。「資本主義」の国が世界を支配。
2026年
土星海王星が牡羊座でコンジャンクション。
1952年、1989年、そして次の2026年。
天秤座・山羊座・牡羊座のタイミングで、これらは全て活動宮で起こっています。
活動宮で起こる土星海王星のコンジャンクションは、秩序や人々の深い集合意識を積極的に大胆に変化させていきます。
天秤座は秩序や集団でのルール、比べ合いや争い、天秤という計りを使うことで客観性や公平性を象徴します。世界を計るモノサシの基準と見方が崩れて問い直すような感じです。
「秤り」という秩序が、海王星のパワーでとても意識大きく肥大するので、世界を二つの基準に分けて分断した長く続く冷戦をイメージさせます。
山羊座は富と権力、大企業など大きな成功、集団の力を結集して秩序を作るなど、物質面においての極致。それによる物質主義や価値観を再構築するという時でした。
1990年代から本格的に資本主義の世界になったと思うと、海王星のパワーでとても大きくなった物質の意識や世界的な企業が生まれたのがこの辺でした。
牡羊座は、最初の星座。これは個人の一人一人の精神性と情熱によって、何も無いところから行動して作り上げていく力です。海王星によって、国を超えて世界に広がっていくのは人それぞれのパーソナリティーや自己意識。
さて、どう変わっていくでしょうか。

