身体の状態は足に現れる

体質改善

最近、マッサージに来るお客さんが、下半身(尻とか太ももとか、ふくらはぎとか足の裏とか)に疲れがたまっている人がかなり多くなってきているように感じます。

ぷに
ぷに

僕は本業でマッサージの仕事をしています。独立準備中ですけど。

身体全体にガタがきてたり、年がら年中身体の不調に悩まされている人は、下半身に触れたときの感触で大体わかります。

足元・ふくらはぎ・太ももなどが固い人は、上半身や肩首などもけっこうなコリが溜まっています。

コロナ以前は、足回りが辛そうな人はそんなに多くない気がしたんですけどね。むしろ肩や首など上半身の疲れを感じている人の方が多かったです。

肩や首、目の疲れや頭痛などを感じる人は、多くはデスクワークなどで、身体を緊張させたまま同じ姿勢をずっと続けているせいです。

コロナによるワークスタイルの変化

コロナの後でマッサージに来るお客さん自体が減っているというのもありますが、コロナの前と後とでは仕事のスタイルが変わってきたせいもあると思います。

在宅で、デスクワークをする人や、デスクワークをする時間そのものが減った人や、決まった時間に出退勤する人が減ってきたので身体全体にかかるストレスが軽くなったというのもあると思います。

そもそも、マッサージは慢性的な病気を抱えている人などでなければ、人は滅多に利用しないですし必ず必要なものでもありません。

ハードワークで身体を酷使していて自分で疲れを取りきれない人が利用するものです。コロナ以前の頃は働く人はめちゃ働いて自分の疲れなどに無頓着な人が多かったです。だからこそ、マッサージ業界もそこそこ人が入りました。

今は、コロナをきっかけにして、「無理をして働かない」という方向に変わってきていると思います。経済が縮小して資本主義社会的には存亡の危機ですが、僕はむしろ自分の身体を顧みずに働くことが当然になっていたそれまでの方がおかしかったと思います。

無理して働く人もそんなに多くなく、自分の身体は自分で面倒を見るセルフケアの風潮がどんどん高まっています。
今まではオーバーワークで自分で自分の疲れを取る余裕のない人がほとんどでした。でも今は、自分の時間や身体の価値を自分で大切にする人が増え始めています。

マッサージは、基本的に身体を大切にしない人たちによって支えられてきました。経済が上昇し、働きすぎな人が減れば、マッサージに頼る人も少なくなります。

実際、最近は肩や首や頭痛など、ストレートな疲れでマッサージを利用する人がかなり減ったと感じます。

それに変わって増えてきてるのは、慢性的な不調を抱えている人です。慢性的な不調は、足に出やすいです。

足を見れば大体の身体の状態がわかる

身体が凝っててほぐして欲しくても、肩こりや首、頭痛などは、仕事など休んで数日リラックスしてゴロゴロしたりしているだけで収まります。
コリが溜まっているのは、日常に緊張している時間が多く、リラックスする時間が取れないせいです。

腰に痛みが出やすい人も坐骨神経痛などを持っていない限り、多くの場合はストレスや心理要因によるものです。腰回りは心の影響が最も出やすい場所です。

それに対して足周りは、長期的な疲れが蓄積しやすいです。足は身体の多くの場所に比べて丈夫にできているので、疲れを感じにくい部分でもあります。
だから、専門家が触って確かめてみないと、疲れが溜まっていることに気付くかない人多いです。


本当は、足をちゃんとケアすることが、長い目で見ると一番大事です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました