手相は、読めるようになると
現在の体の状態や心の状態、コンディションを
見ることができます。
イツキは占いをやってる一方で
身体の専門家でもあるので、手を観て身体の情報を
読むことができるようになってきました。
「身体の状態」という観点で、
手相から読み取れることを思いついたことから
書いていきます。
手の外側の、薬指小指の付け根の部分は、
目や耳、首から上の頭の五感部分に対応します。
薬指小指から下にいった手根部分は、
体の下腹部の腸や腎臓、排泄や解毒に対応します。
手の内側の親指人差し指の側で、
人差し指の付け根付近は、手や口。
会話や言語、表現力に関わります。
そこから下の生命線の部分、
一番ふっくらしている親指の付け根付近は、
胃や消化器官。身体の強さやスタミナに関わります。

今回は、手の外側の
薬指小指の部分について書いていきます。
手のひらの上の方。感情線がある部分は、
身体の上の方に対応しています。
胸や肩、頭などですね。
上の方でも、手の薬指や小指の辺りは、
五感や感受性を見ることができます。
眼・耳・鼻に舌など、
顔から上にある感じる場所がこの辺です。
薬指の下あたりの感情線が乱れていたり、
シマになって分かれていたりすると、
目の疲れや肩首のコリによる不調を持っている事が
多いです。
頭に行き渡らせる血が肩や首で止まってて、
疲れが溜まってしまっている状態です。
それが慢性化していると、
サインとなって手相にも表れます。

薬指と小指側の下部分『月丘』と呼ばれる部分は、
人の体の下腹部。内臓では腸や腎臓。
毒素を解毒したり排泄する場所に関わります。
ここに横線がうっすらと出ていると、
内臓の排泄、解毒がうまく進んでいないことになります。
するとどうなるかっていうと、
思考の整理や処理が追いつかず、色々と溜め込んで
あっぷあっぷになりがちになります。

解毒して排泄する器官が弱いと、
思考や感情の処理が苦手になる傾向があります。
部屋が掃除されず、散らかっているような状態です。
身体の中の老廃物、不純な物質が掃除されて
体内がキレイになっているほど、
思考や行動もクリアになってスッキリするわけです。
この手の外側。
薬指・小指側の手相は人の心理や精神面を
表してることが多く、
身体の中でも神経とか感覚とか、目に見えない部分の
コンディションを観ることができます。
この部分の手相は心持ちや環境によって変化しやすいので、
細かいタテ線やヨコ線はわりと頻繁に
出たり消えたりします。
