宿命の冲と天剋地冲について(1)

算命学
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僕は自分の命式に、『天剋地冲』という特殊な配置を持っています。

冲と天剋地冲の出し方、調べ方

算命学の命式を出すと、自分の年柱・月柱・日柱の3つが分かりますが、そのそれぞれの柱には天干と地支の2つに分けられ、3つの天干と3つの地支を出すことになります。

 

この柱のうち、地支にあたる12の干支が反対の位置にある干支は、『冲』と呼ばれる関係になります。

この画像の十二支の中で反対の位置にある地支が『冲』の関係になります。

生まれの命式の3つの柱の中に、この180度反対の、冲の関係になる柱同士があれば、生まれつき『冲』の性質を持っていることになります。

 

この冲の中でも『天剋地冲』というさらに特殊な配置もあります。

冲の出し方は年・月・日柱の3柱のうちの「地支」の部分で出しました。今度はその柱の「天干」の部分を見ます。

 

天干には全部で10の干があります。その中で「冲」同士だった柱がさらに「相剋」の関係になっているなら、天剋地冲になります。

上の画像を見て、円の外側にある10の干がどこにあるかを確認し、その干が矢印を結んでいる干(2つ前か、2つ後にある干ですね)は「相剋」になります。

 

干支には10の天干と12の地支の組み合わせによって60の種類があります。

この中で、その干支が冲の関係にあるのは5つあります(干支が戊子であれば、冲の干支は「戊午・庚午・壬午・甲午・丙午」になります)

さらに天剋地冲の関係になる関係は、60干支のうち2つだけです(干支が戊子であれば、天剋地冲の干支は「壬午・甲午」になります)

 

 

僕は、この生まれつきの命式に『天剋地冲』を持っています。

その体験での自分の天剋地中の感覚と、天剋地冲の仕組みについて書いておきます。

天剋地冲の本当のところ

天剋地中について色々と調べてみると、けっこう怖いことが書いてあるんですよね。

 

命式ではなく、年運でその一年の干支が天剋地冲の関係になることもありますが、そういう年は「アクシデントが起こる」「妨害されやすい」「思うようにいかない」などが書かれています。

さらにそれを生まれつき持っている人は、「トラブルを招きやすい」とか、「人の運気を吸い取る」とか書かれています。

 

かなりマイナスなことが多く書かれているのですが、それだと良くないので、僕なりに天剋地冲を持つ人の特性と仕組みについて考えてみました。
良くないと言われる相にも、反対の視点から見れば必ず良い部分や個性があり、その人にしか発揮できない力があるからです。

なぜ冲がトラブルを招きやすいと言われるのか

天剋地冲は、出し方の図を見れば分かりますが、天干が「相剋」の関係にあり、地支が180度真逆の「冲」と呼ばれる関係にあります。
その天剋地冲のことを理解するために、まずは「冲」のことから話していきます。

 

次回に続きます。

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宿命の冲と天剋地冲について(3)

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宿命の冲と天剋地冲について(5)

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