今、西洋占星術をもっと分かりやすく、かつテレビや雑誌の12星座占いで止まってしまって(いいとこ新月での願い事とか、水星逆行を知っている人は増えてきたけどそれもお遊びのまじないレベルな人がほとんどです)、その先の占星術の奥深さを知らない人のために、ちょっとしたオンライン講座を企画しています。
西洋占星術の12星座に、数字の力を加えたいわゆる「数秘」の要素を入れて、12星座それぞれをより奥深く知ってみようということを試みています。
12星座は、数字と深い関わりがあります。
あまり複雑なものではなく、牡羊座は最初の星座なので1番。次の2番は牡牛座。順に増えていって、最後の魚座は12番目…という感じで対応しています。
詳しい説明は省きますが、「12」という数字は、「外にあるものを内側に収めていく」という意味と性質を持っています。
外(自分の周囲のもの、現実のもの)を、内(自分自身、自分の内面)に引き込み、収めていくという感じです。
12という数字は、これまでのあらゆる経験や性質を持ち、それまでの出来事や体験などを一つにまとめて収めていく、融合していくという性質を持っています。これまでに得た雑多な、複雑なものも一つにまとめて、全てを混ぜ合わせて一つのシンプルなものにたどり着く…という意味を持っています。
魚座という星座も、これと似たような特徴があります。
あらゆるものを一つに繋げて、自分の中に収めていくのが魚座です。
染まりやすく、染めていく
魚座といえば、「水」と「柔軟」の性質を持つ、12星座の中の最後の星座です。この魚座の特徴でよく言われるのは、何にでも染まるということです。
環境に気がついたら適応し、感情の好悪もその場その時でコロコロ変わります。ふとした瞬間にちょっと嫌な思いをしたらすぐに不機嫌になるかと思えば、他の人には理解できないスイッチでいきなり上機嫌になったりもします。
しかし基本的には、その場の空気やムードに合わせるので、あえて空気を壊したりすることはなく、周り全てが円満に穏やかになれるようにと願っています。
魚座のすごいところは、その空気のような実態のなさ、掴みどころのなさがありながら、いつのまにか周りの人が魚座の人の影響を受けていくということです。
自分が周りの空気に溶け込みつつ、いつの間にか周りの人やムードそのものが、少しずつ魚座の持つムードによって変化していきます。無意識レベルで気付かずに影響されます。
魚座の本領は、染まりやすい一方で、周りを染めていくことと言えます。
気がついたら近くにいる力
魚座が強く、魚座らしさを発揮している人には、いつのまにか周りに様々な人が玉石混交で集まってきます。魚座の人を好きだからとか尊敬しているとかもありますが、いちばんは「ただなんとなく、居心地が良いから」みたいな理由です。
人の区別や選り好みもなく、本当に様々に惹き付けられるといった具合です。
一方でその集まったものや人を基準を敷いて分けたり選別して整え、良く仕上げるなんてことはできません。雑多なものを引き寄せるだけです。
(この最終的に収拾をつけられるかどうかは、他の惑星の影響によっても変わります。特に土星がしっかりした星座にあれば、太陽や月が魚座でもちゃんとセーブしてくれます)
その「引き寄せて繋げる力」はほとんど、自分の実力や打算とかではなく、自然にありのままにしているといつのまにか集まっているような感じです。
すごい魚座というのは、この自然としていることで発揮される不思議な引力をうまく活かしています。

