算命学の命式の中で、宿命天中殺にあたる生年天中殺・生月天中殺を持っている人は、本来持っている天中殺タイプとは違った生き方を選択することが多くなります。
今回は、6つの天中殺タイプのうち、申酉天中殺の人を書きます。
申酉天中殺の人は、本来は身内や家庭での関わりが不安定で苦手になる一方で、友達や仕事仲間など、心の距離が近すぎない人たちと対等な関係を広く作り出します。
家の外での関係を多く作っておく事で、身内など特に身近な人たちと接する苦手意識をカバーするようになるんですね。
これが宿命天中殺があると、本来苦手な「家庭・身内」に関するテーマに自分が囚われたり、自ら取り組むようになります。
生年天中殺の人は30歳以前に身内などの近い関係の人に関する問題に突き当たることが多くなります。
親類などの関係性の何かしらの問題を人生の早いうちから抱えるため、早いうちに家や故郷を出て自立を意識するようになります。
身内の問題などで早いうちに苦労を経験すると、仕事面でかなり有能になります。
生月天中殺があると30代以降や結婚・家庭を持つようになってから、苦手で不安定なその家庭や身内問題が、自分の人生のテーマになっていきます。
難しい問題にも積極的に取り組む強いバイタリティを持つ人が多いですが、いろいろな事を自分一人で抱えたり処理しないといけない状況になりがちです。
とにかく前に進む精神で、周りの人からもすごい人と思われていますが、本人はかなり必死です。
申酉生月天中殺に関しては、降りかかるさまざまなイベントに「立ち止まっている暇はない」から走り続ける、そんなイメージです。
申酉天中殺の人は、関心を外に広げて行動を増やすほどに運が向いてきます。
基本、じっとしていないでしょう。行動量もスピードもありアクティブな人が多いですが、
宿命天中殺を持っていると、その行動のパワーがある部分において振り切りすぎる面があります。
「過去を振り返らず、前だけを見て進む」というのも申酉天中殺を表すピッタリの言葉ですが、そこに生年・生月天中殺が入ると、それがより切実な、緊迫感を持った言葉になってきます。
前を見て走り続け、ふり返るヒマもない。
…という経験を、生年・生月天中殺をもつ申酉天中殺は多く経験します。
その経験によって、本来は苦手な、「物事の整理や後始末をつける」ということを強く意識してきます。

