寅卯天中殺の人

算命学
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寅卯天中殺は、日柱が41〜50の人です。甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・癸丑の人が当てはまります。


寅卯天中殺の人は、スタートが不安定で遅くても、スタートした後は安定していくタイプの人たちです。

年齢や経験を重ねてくると、だんだんと行動が固まってきます。固まり、小さくコンパクトになる一方、動きが洗練され、無駄がなくなり、質が高まり密度が高くなり、それぞれの行動や結果に強さや確かさが出てきます。

寅卯天中殺を持つ人でうまく行っている人は、人生を経るにつれてこのように焦点が定まりブレがなくなっていきます。




これは人間社会で育むエネルギーの話になるのですが、人間の個性や人格、人の強さを生むそもそものパワーは家庭から生まれます。

人の意識の底の根本的な自信は、家、親、先祖、家系や地縁など、自分を産み育ててくれたルーツと密接な関係があります。

母親をはじめとした愛情が不足すると、自分への自信や人への不信が生まれて自分自身の感情が不安定になりやすくなります。父親をはじめとした生き様や指針を見る機会が無いと、自分もまた人に見せるような姿、人生を歩む姿勢を学び難くなります。

自分自身のパワーというのは、社会に負けない強さ、現実を渡っていく強さです。

家という自分を守り育ててくれるとともに、人間社会としての最小単位である家族の中で生きていく中で、自分が磨かれ鍛えられ、心に自信が生まれ、オモテの社会で色々あってもへこたれずに、家に帰って回復し、また進むことができます。

これら一連の「家」は、他人だらけのオモテの社会とは反対の、ウラの社会です。

裏の社会である家は他人からは見えませんが、見えないからこそ人目にさらされることなく、安心と安全を提供してくれ、自分や身内を守ることができます。現実的にも自分の心身の面でも拠点であり基地であり、なにがなんでも守りたい最終防衛線でもあります。

寅卯天中殺の人は、要はこの自分の大事な家を守る力を持つ人たちです。




規模は小さくても、確実に堅実に、自分と自分の身内や仲間を守るため、力をつけます。

自分の一番信頼できる強みや武器にフォーカスします。申酉天中殺が、身内よりも距離の遠い他人や仕事の交友関係によって「広げる」のとは逆です。寅卯天中殺は「強化」します。

天中殺の6タイプは、個人の性格に影響を与えるわけではありません。結果に影響を与えます。

性格として積極的で新しいことをやり行動範囲を広げていく寅卯天中殺だっています。しかし歳を重ねると、それではいつまでも自分の心や身体、パワーがまとまらず不安定なままだということが分かってきて、行動を固めて絞るようになります。


うまく稼いで豊かになっている成功者の寅卯天中殺は、ビジネスで言えばサブスクや会員制サービス、上質なバックエンド商品などを展開して濃い関係性を作り、うまいことお客を「自分の仲間」にしています。その道の専門家になったり、特定の分野での権威になったりします。さながら自分の城を作るようにです。

また、家庭に入れば高確率で家庭内の権力を握ります。




寅卯天中殺は、祖先からの流れを受け、子孫に繋いでいく「継承運」の人たちです。

上の方で書いた通り、安心安全で強い家を作る力を持っている寅卯天中殺は、まさしく次の代へと継がれる強い子を育てる力を持っています。




この天中殺の図から見ると、寅と卯は「木」にあたり、東の方角、日の出の時刻である4〜6時にあたります。

「木」にあたる始まりだけが不安定ですが、そこにある木々や生えてくる樹木、草花、雑草を育てる水や日光、剪定するハサミなどの金属、育つための土地は揃っているという配置です。

生えてくる不規則な草木や、春風に乗ってやってくる生物その他色々を迎え撃つ城。必要なものは中に入れ、不必要なものは中に入れない。そのような城や砦のような堅牢さをもって成長していきます。

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