天中殺の現象は半年かけて徐々に表れる

算命学
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天中殺の影響は、天中殺に入っていきなり現れたり、突然現れるというわけではありません。

天中殺の影響は徐々にやってきます。


年の干支は2月3日付近の節分によって切り替わります。天中殺の期間も干支の切り替わりを境に起こるため、天中殺による影響はその2月付近でやってくるのかと言えば、そうではありません。

天中殺が始まった年の2月時点ではほぼ気付かず、何気なく日々を過ごしているかもしれませんが、徐々に今までと同じようなパワーが出せず、何か上手くいかないような、空回っているような気配がやってきます。

それが身体とか体力、日々の生活の結果に現れ始め、半年後の8月くらいにエネルギーの枯渇が起こります。


エネルギーの枯渇とは、去年まではそのままで上手くいっていたパワーが同じように出せなかったり、出そうとしても今までとは違う、思うような結果にならないという感じです。

結果につながるパワーが枯渇し、新しいことをやるためのパワーやファイトなども今ひとつ出ないということになりがちです。

自分の天中殺の感覚では、天中殺が始まってから半年くらい経った後の8月にそれを感じました。




この天中殺が始まってから「半年後」というのは単に個人的な感覚だけではなく、ちゃんと算命学的な理屈があります。

算命学で使われる十二支は、1ヶ月という時間を表すとともに、現実に物事が影響して根付くまでの道のりを表しています。

心とか天の時の流れのような目に見えない力の流れは、現実に根付いて目に見える現象に現れるまでには、干支が半周して折り返し地点になる6ヶ月目になってようやく結果に現れるという仕組みになっています。


天中殺という天の流れも、目に見える、気付くまでには大体6ヶ月はかかります。

それまでは、今までのエネルギーが少しずつ減っていても気付かない、表面化しない期間です。




天中殺の影響は徐々に現れ、実感できるようになるまで約半年かかります。

この期間は見えないエネルギーの減少が続き、8月頃には成果が出にくくなったり、新しいことへの意欲が減退するなどの影響が明確になります。

すぐに目に見えるものではなく、徐々に実感していくからこそ厄介だし、慌てずに落ち着いて日々を過ごしていくことが大切だなと思います。

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