低単価の商売と高単価の商売、どちらが向くか(1)

算命学
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先日、働いている店に関連するちょっとした悩み事を聞いていました。

その相談は転職に関連するもので、
今働いている店よりもグレードが高くホスピタリティのある店で、立地で言えば六本木や青山や麻布のような高所得者の層をターゲットにしたお店に転職をしようかどうか…という話を聞いていました。

その悩みの発端は、その人が今現在はどちらかと言えば大衆向けの開かれた場所で働いている中、自分も関わっている何人かからも「何かここは自分に合っていない気がする」と感じ、言われたことがあるからでした。

実際にどうするかは分からないのですが、
そういえば生まれの命式によって、大衆向けか高級志向かの向き不向きはあるかもしれないなと思い、考えてみました。




低価格でたくさんのお客をさばく薄利多売か、高価格で厳選されたお客をさばくハイクオリティの路線か。人によってどちらが向いているかは確かにあります。

ちなみに、占いや個人の資質に関係なく、ビジネスでは「やれるならどちらもやった方がいい」ていう結論になります。個人のビジネスでも会社でも関係なく、商品は安く広く手に取ってもらうものと、高く高品質で信頼のおける高単価の商品は、どちらも大事で両方を手掛けるのが理想です。

ただ、自分のしている仕事や会社の方針や業界の立場によって、おおよそ安く広くか、深く狭くかを扱っているかは分かれるでしょう。

自分で何かしらビジネスをしたり商品を売るのであれば、安い高いは両方を見据えて扱うのが良いのですが、
ここではあくまで、仕事や業界、就職先の相性的にどちらが向いているのかを大まかに書いていきます。




低価格の商売が向く人

鳳閣星・司禄星・車騎星がある

これらの星が人体星図にあれば、低価格の親しみやすい商売や仕事が向いていそうです。3つすべて揃っているとさらに向いてそうですね。

鳳閣星がある人は、どんな人どんな場面にもフラットにそつなく対応できるので、接客業でも角が立たずに対応できます。

司禄星がある人は身近な商品やサービスや地域に密着した仕事を長く堅実に続ける力を持っているので、たとえ薄利多売でも小さくてもコツコツと積み重ねることができます。

車騎星は身体を動かして忙しいほどに輝く体感型の人なので、たくさんの人を捌く仕事で力を発揮できます。ただしその場で考えて柔軟な対応をしたりとか、トップの方針が毎回コロコロ変わるとかで非常にストレスを感じるので、やるべきことがしっかり決まっている仕事が良いですね。




身強の人

天南星、天禄星、天将星などを強い星を持っている人は、低価格の商売で忙しくガヤガヤしている中でも負けずに働く力があります。

他にも天馳星、天報星が若年期や壮年期にある人も、状況が目まぐるしく変わる動きの早い環境の中でやっていける人になります。




辰巳天中殺、申酉天中殺、子丑天中殺の人

陽占の主星ほどの影響でないですが、天中殺タイプも長い目で見れば影響があります。

現実に強い辰巳天中殺は庶民の星とも呼ばれるので、庶民的な場で地に足のついた仕事が向いています。

申酉天中殺は行動力があり、幅広く人と関わる人なので、単純接触の効果で人とマメに触れ合う仕事をします。

子丑天中殺は自分で考えて動き、自分がトップになっていくタイプの人な反面、後ろ盾を得にくいので、自分で1からビジネスを始めることも多いです。コネが当てにならないので、最初は地道に地域に根付いた仕事で地盤固めをする感じになります。

天中殺タイプは、最初から影響があるというよりも、自分でビジネスをやる場合にじわじわと強く出てくる性質です。

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