出生時間不明だと何がわからなくなるのか?

西洋占星術
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西洋占星術で自分のホロスコープを出す時には、生年月日に加えて出身地と出生時間が必要になります。出生時間は生まれた時の母子手帳を見ればわかりますが、生まれた時間をわざわざ覚えている人は多くないでしょう。

出身地と出生時間が分かれば、ホロスコープの中で月星座の正確な位置とハウスが分かるようになり、より正確に鑑定ができるようになります。

たしかに、正確な出生時間があれば分かることは多いです。「西洋占星術はハウスを理解してからが本当に面白い」みたいなことも、どこかで誰かが言ってた気がします。
でも、僕はハウスや正確な出生時間が分からなくても大丈夫だし、ハウスがなくてもホロスコープは読めると思っています。

僕の感覚としては、ハウスを取り入れてわかることはホロスコープ全体の2割ほどで、残りの8割は星それぞれの星座(サイン)が占めています。


では、出生時間が不明な人では出せないホロスコープの「ハウス」は、具体的にどんなことが分かるのでしょうか。

自分の役割

はじめに書くと、出生図のホロスコープのハウスが示しているのは、自分の役回りです。

例えば太陽星座が獅子座で、自分自信を輝かせて周りに希望や活気を与える明るい性質を持っている人でも、太陽のあるハウスが8ハウスであれば、役回りとしては他人や集団や組織の中で貢献していくことになります。

太陽蠍座で、他人の感情に深く入り込んで、自分の個人的感情を重視しない性質の人でも、太陽ハウスが1ハウスにあれば自分自身がその深い洞察力や没入感を自分自身に向けて深めていく傾向が出てきます。


自由を求める双子座らしい人が、家のしきたりや人の縁が強くて家庭内のルールのしがらみが強い家に生まれるとか、本来は保守的な牡牛座であっても自分の枠や国を越えて活躍するとか。
そういった、本来の星座にはあまり似合わないような舞台で活躍している人は、生まれのハウスによる役回りをこなしているからかもしれません。

ハウスには、自分自身の本来の性質に関係なく、周りの状況や生まれの環境によって出てくる現実を知る手がかりになります。

人生の転機

出生時間が正確に分かると、カスプという、ハウスとハウスの境界線を知ることができます。特に「ASC(アセンダント、東の地平線)」と「DSE(ディセンダント、西の地平線)」の星座や度数がわかると、そのASCやDSCに運行の星が接近した時、イベントや人生の転機を迎えたりします。

大雑把にいうと、ASCは自分の価値観の変化DSCは周囲の人間関係の変化が起こりやすく、ここに木星・土星などが重なった時は変化のきっかけになりやすいです。
その他にも、MC(南の中心点、地球から見て一番高い空の部分)は仕事やキャリアの転機IC(MC・地球の反対側)は家庭や住居の変転などに関わってきやすいです。

月星座の正確な位置

月は、1日でおよそ13度ずつずれます。星座は1星座につき30度なので、月は2〜3日で次の星座に移動し、1日の途中で次の星座にいくこともかなりの確率であります。

出生時間がわからない時には、真ん中の正午の時間に生まれたと仮定してホロスコープを出すことが多いですが、その理由の多くは、月星座の誤差を小さくするためです。
1日の真ん中の時間で出せば、月の誤差はおおよそ「±6度」くらいになります。


それでも月星座が星座の境目にまたがってどちらの星座かわからなくなることがあるので、正確な月星座や月の度数が知りたい時は出生時間が必要になります。

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