直感と料理とアドリブと鳳閣星

算命学

前に書いたこれらの記事で、直感と、料理についての二つの記事を書いてみました。実は「直感」と「料理」は、鳳閣星との結びつきが強いワードです。

これらの記事を書けたのは、たぶん僕の命式で中心星に鳳閣星を持っているからです。

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直感は閃いたり感じたりしたその瞬間にインスピレーションに従って行動しなければ意味がありません。直感はよく後で「やっぱりあの時ああしておけばよかった」となりやすいと思いますが、自分の中から感じる感覚は正しいということを人は潜在的に信じています。しかし大抵は、自分の中から感じるその勘は感じた瞬間に実行しないとすぐに使えなくなります。
直感を敏感に感じ取る力や、直感に素直になって行動を移せるようになるには、身体の動きや流れをスムーズにして、頭から余計な考えを捨ててシンプルにして、適度に気を抜かないといけません。


料理はレシピに忠実に作るならともかく、ほどよく手抜き料理やちょい足し、時短レシピみたいなものは、簡単なようでいてすぐにできるようなものではありません。
その場のアドリブ力、アレンジ力、応用力、完成までのイメージ力を持っていることが大事で、それは型通りにやって身につくようなものではなく、基本をマスターした上で適度に気を抜くことで身につくものです。



共通するのは、適度に力を抜くことです。ありのまま・自然体を身体に染みつけることです。自然体は、鳳閣星を象徴する言葉です。こだわりやプライドを外して、できる限り自分の中身をシンプルにし、適度な余白を作っておくことは、命式に鳳閣星を持つ人にとってとても大事なことです。


鳳閣星は四柱推命では別名「食神」と呼ばれていて、その字が示す通り食にとても縁が深くなります。なぜ食に縁が深くなるかといえば、それは前述の通り、料理において大切になってくるのは、その場の判断力と感覚だからです。「鮮度」という意味でも、料理も直感もすぐに活かさないと腐ります。

大体において鳳閣星持ちは少なからず気分屋な部分があります。ライブ感覚を大事にし、その場の感覚で決めていくのが一番な人たちなので、それをやりすぎると周りから気まぐれとか自分勝手に思われやすくなります。でも本来ならそのほうが良いですし、自分で出来るだけ持たず抱え込まず、考えを手放す方が持ち味が生きてきます。



ただ、何も責任をもたない、何もやらないというのはそれはそれで良くなくて、自分なりのペースやリズムを作るために決められたルールを守ったり反復練習をするというのは良いことだと思います。
直感も、その前提に色々な経験を積んで良い悪いを感覚で理解することが必要ですし、料理も手抜きやアレンジができる前にはそもそも料理の基本的な作り方はセンスの基礎を磨いて身体で覚えなくてはいけないのと同じです。

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