毎日料理してたらちょい足しスキルが身についていた

雑記

この前、スーパーで麻婆豆腐の素を買ったんです。パッケージの写真がとても美味しそうだったから、ついつい食べたくなってしまって。


僕はここ数年、食事は基本的に自分で作り、出先でも自分で弁当を作って持っていきます。どうしても時間がない時は弁当とかを買っていますが。

ニンニクやスパイスの効いたものを食べるのが好きなので、家で食事を作るときはカレーとか麻婆豆腐をよく作って食べてます。
麻婆豆腐は、自分で挽き肉やネギ、ニンニクなどを炒めて、豆板醤などでタレを作り豆腐を入れる…みたいな感じで作っています。


今回買った麻婆豆腐の素で作るものは、豆腐以外は必要な具がひと通り入っているお手軽なものでした。
でも、麻婆のタレを開けて見てみたらちょっと物足りなかったので、そこにニンニクと挽き肉を追加してみました。

ニンニクは刻んでちょっと炒めるだけだし、挽き肉は炒めるだけで、あとは麻婆の素を入れて混ぜ、最後に豆腐を入れて完成。



思ったんですけど、レトルトや簡単に仕上がる料理に「ちょい足し」して美味しく仕上げるというのは、日頃料理をやっている人じゃないと難しいだろうな…と思いました。

出来合いのものに、「ちょっと物足りないな。じゃあ挽き肉とニンニクをもっと足してみたら美味しそうかも」ということを想像して、
そこから「ちょっと具をきざんで、ちょっと炒める手間を追加する」という少しの工夫をするだけも、たぶんあまり料理に馴染んでいない人は難しいと思います。


そもそも、料理の完成図というか、完成した料理に対する味がどうなるかをイメージする力がないといけません。完成した料理への想像力は、何度か料理を繰り返して経験しないと身につかないです。

僕はその場にある食材だけで、アドリブで料理をすることが好きですが、即興で料理を仕上げる時には完成した時の想像力次第だと思います。
想像した完成図がしっかりしてないと、大抵失敗します。



ちょっと足す、ちょっとの手抜き料理というのがありますけど、そういうのも実際にやれる人は料理のやり方を感覚でわかっていてちゃんと仕上げられる人だからこそできるものです。
むしろ、少し手を抜いてそれでうまく仕上げるというのは、最初から最後まできっちりレシピ通りに仕上げる料理の先にあるもので、かなりレベルの高いことなんだと思います。

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