2021年の始まりに経済危機が起こるかも

星読み

今回は星読みのお話です。

僕は占星術に普段から触れているので、人の生まれのホロスコープもよく見ますし、近々の新月や満月の日のホロスコープも見れば、これから先の世界の流れなどが気になれば、少し先のホロスコープチャートを出すこともあります。

 

その中で僕が気になったのが、来年の年明けの一番最初に新月になる日、2021年1月13日、午後2時あたりでの新月図です。

2020年1月13日山羊座新月

僕の見た感じだと、この来年の年明けには深刻な経済危機が訪れそうだなぁ…と感じました。

現在の2020年の時点では、今年前半は水瓶座にあった木星と土星が逆行して山羊座に戻っています。その木星土星が逆行を終えて順行にもどり、山羊座を抜けて水瓶座へ移動するのが、2020年の暮れになります。

ホロスコープに注目したポイントを書き込みました。

木星と土星が水瓶座を抜けて間も無く、牡牛座にある火星と天王星が木星・土星にスクエア(90度)の角度をとります。

この火星と天王星、木星と土星(さらに水星)のスクエアが、地味ながらもなかなか強烈な影響を与えそうだなーと感じました。


スクエアのアスペクトは、オポジション(180度)ほど派手な影響はないにしても、地味にゆっくりと、しかし痛手を与えてくるアスペクトです。特にこのチャートでは、不動宮の水瓶座と牡牛座でお互いが衝突し合っています。不動宮は、後に深く長く響くような睨み合いや冷戦の様相を示すことが多いです。

牡牛座と水瓶座を見比べてみます。牡牛座とは個人所有の星座、端的に言えばお金に関わる星座です。対して水瓶座は個人所有などせず、皆で、社会で公平に分け合う「シェア」の星座です。

水瓶座では、個人の才能や豊かさや金銭やモノなどもどんどん手放して乏しくなります。自分だけが恵まれるのを良しとせず、同じ気持ちを持つ仲間や社会に分け与える性質があります。これは水瓶座が強い生まれの人もそのような傾向があります。逆に牡牛座が強い人は、モノの豊かさを素直に求めたり、物持ちが上手になったり、あるいは声や味覚や何かしらの身体的センスなど個人の「才能」に恵まれている人が多くなります。

持ちたがる牡牛座と、分け与える水瓶座は、モノやお金などの所有権をどうするかで喧嘩や葛藤をするのです。「所有」か「シェア」かで、大きく価値観が変わろうとしています。

しかしその戦いの結果、というより世の中の情勢は水瓶座の「シェア」が勝つでしょう。なぜなら、牡牛座にある天王星は「改革・普遍化・平等」などの意味があり、天王星に一番関連のある星座こそ水瓶座だからです。
それに対して水瓶座には土星があります。天王星と共に土星も水瓶座が司っている星だからです(水瓶座のルーラーは土星と天王星です)

牡牛座と水瓶座との戦いは断然水瓶座が有利な感じがします。自分で所有したい牡牛座は水瓶座の言うことを聞き、個人で不必要なモノや持て余しているものを手放していくのではないかと思います。しかも木星・土星・天王星が絡んでいるので、「人間社会を巻き込んだ大きな価値転換」が起こるのではないかと思っています。


おそらく、今まで当たり前に個人が所有していた様々なものはどんどん要らなくなり、皆で分け合っていく世の中になっていくような気がします。すでにもうあらゆるものを「シェアする」という流れは起きていますよね。それが何なのかはわかりませんが、最たるものはお金でしょう。お金の概念自体が無くなるとは思えませんが、経済のあり方が根本から変わるような何かが起こりそうな気がします。

そうでなくても、水瓶座に木星と土星が運行する時期というのは、今までの社会のシステムそのものが崩れ去ると言われています。水瓶座は、既存の社会を崩して再構成させるイノベーターです。


それ以外にも、この2021年の1月13日新月のチャートは、ASCの双子座の支配星の水星も水瓶座にあったり、水瓶座の土星が支配する山羊座には太陽・月・冥王星のコンジャンクションがあったり、魚座の海王星が天頂のとても目立つ場所にぽつんとあったりと、見所がたくさんあります。
それら殆どが、社会に何かしら波乱を起こしそうな様相を持っています。

今は国や社会が既に混乱して機能不全になっていますが、経済的な正念場は来年の初頭だと思いますので、気を引き締めましょう。

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