3月21日牡羊座春分、飛び立つ覚悟と痛み

星読み

ぷにです。
春が近づいてきましたね。明日、3月21日は春分です。太陽が出ている時間と沈んでいる時間が同じになる日であり、それから徐々に日が出ている時間が長くなっていきます。

西洋占星術では、この太陽の出ている時間がこれから増してくる境目『春分』が一年の始まりであり、正月であると言われています。この正月が12星座の始まり、牡羊座の始まりでもあります。

2023年3月21日春分の図

今年の春分のテーマですが、僕は『決別』だと思っています。
牡羊座というのは、12星座の最初だけに、「始めに進む」というテーマを強く持っています。春になって草木があちこちで芽吹いてとまらないように、それぞれが思いのままに伸びていくのにぴったりの季節です。

そんな春分はそれだけでも一人一人が動いていく時なのですが、今年の春分は特にそのテーマが強く、むしろ自分から思い立ち、自ら進まない者はどんどん置いていかれる。それほど速い時代の追い風が吹き、急流が流れていくでしょう。

日本での春分図で言えば、今年の春分は日の出直後の6時半ごろに起こります。「自らの意思やパワー」を表す太陽が昇りはじめ、これから輝きを増してくる時間です。
そのほかにも、今年の春分は月に海王星、水星、木星。さらに金星や天王星も太陽と一緒に昇っていく時間になっています。

さらに言えば、今年は冥王星も含めた太陽系の10惑星全てが、地球から天頂まで上がっていく最中にあり、沈む星がひとつもありません。
太陽系を回る10惑星は、人の心や社会の情勢などにそれぞれ結びついていると言われますが、その星がすべて昇り途中にあるということは、人の潜在意識や日本の社会情勢の全てにおいて、ブレーキや減速・調整などではなく、芽吹きでありアクセルが踏まれているということです。

身の回りの出来事全てが、怒涛のように動き流れていくと思います。動く人、動かない人。自分の意思を表明したり、想いや感情を素直に開いた人とそうでない人で、どんどん差がついていくでしょう。自分の気持ちに正直になって進んでいきましょう。
ブレーキ役がいないと考えれば、けっこう怖い運気でもありますが…。

そして進むときに、今まで無意識に自分を縛り付けていた「常識」というものの壁にぶち当たることもあるでしょう。そんなときに大事なのが『決別』です。今まで信じてきたものを疑ったり、その思い込みから脱却したり。または、今苦しい何かを抱えているのであれば、環境や所属先など、根っこから疑って考えを改め、自分自身で進んでいくことが大切です。

今回、心の傷と癒しを司る小惑星「キロン」が、春分の瞬間に地平線から昇ろうとする位置にあります。
この「キロン」が意味することは、人それぞれが進もうとするとき、それに伴う「痛み」に向き合わざるをえなくなるんじゃないかと思っています。

今までの安心安全、平穏を捨てても動き始めることを決めた覚悟の「痛み」
前に進むことと引き換えに、切り捨てることを選ばなければならない「痛み」
周りの変化があまりにも激しく、取り残される不安や混乱、寂しさによる「痛み」

つまり、過去との決別による「痛み」
それと向き合うことができる人が、初めて前に進むことができるのではないかと、今年の春分図を見て思いました。


何日か前に、土星が魚座に移りましたが、今回の春分のわずか3日後に、太陽系惑星で最も遅い冥王星が、およそ15年止まっていた山羊座から離れて、水瓶座に移ります。冥王星が水瓶座に入る頃を契機として、世の中の常識や価値観は大きく変わるでしょう。
そんな大変化を目前にした今回の春分は、人それぞれが自分の頭で考えて行動することを切実に訴えているように感じます。

そんな変化の予感を僕は楽しみだな〜とワクワクしています。そうじゃない人もいるでしょう。
でも人それぞれ、負けずに進んでいきましょう。

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