カラダを壊しやすい人と天馳星

こんにちは、ぷにです。

僕はセラピストとしてカラダの癒しに関わる仕事をしているので、日常的に人のカラダを観察しています。

いろいろな人のカラダや体調を見ていると、その中で特にカラダを壊しやすい人や、無理をしやすい人の傾向がおおよそ分かってきます。

算命学は、使いこなすと占術の中でもわりとその人の状態や、その人の弱点になりそうな所がけっこう分かります
(見極めるには、算命学の知識に加えて、カラダの知識や、見続けた経験の蓄積が必要になります)

中でも、位相法『害』を命式に持つ人は、なにかしらの体調不良やだるさ、しんどさみたいなものがカラダに現れていることが多いです。

それに加えて、自分のカラダを壊しやすかったり、体力が持たずダウンしやすい人として、命式に天馳星を持っている人がいる気がします。

天馳星について

天馳星は、12ある従星の中で一番エネルギーが小さく、カラダが存在しない魂だけが漂っている状態と言われます。

この世に生きている以上、カラダは存在しますが、その人の在り方としては肉体を持っていることが現実的ではなくなってしまいます。
なので、天馳星を持っている人は、瞬間的なダッシュやその場の思いつきで行動する瞬発力は凄まじいが、持続力や走った後のペース配分などに目を配ることができない傾向があります。

もともと肉体を持たない星に生まれているので、肉体的な限界を無視してしまうし、その限界というものも一旦味わって、痛い目を見ないと実感できない部分があります。
天馳星を持っていると、「これ以上無理をしたらまずいな」という程よいラインが分からないので、そういう原因でカラダを壊す人が多いです。

※『天馳星』持ちが必ずカラダを壊したり、カラダが弱いということではありません。もし病気やカラダを壊す原因があるとしたら、天馳星を持つ人は上のような原因であることが多いということです。

ヘルニアを抱えている人の例

30代半ばで、慢性的な腰椎ヘルニアを抱えている方がいました。

その人は年柱に天馳星を、月柱に天胡星を持つ身弱の人で、年柱と月柱は『害』になっていました。

年柱は社会に出る前の青年期に強く影響し、月柱は社会で活躍してからの壮年期に強く影響します。その人の青年期の従星が天馳星です。
青年期に出る星は自分のことや社会のことを理解しない幼い頃から働くので、幼年期に天馳星があると、特に小さい頃に不注意による怪我や事故などをしやすくなります。

今回の人は、
(青年期)天馳星→(害)→(壮年期)天胡星
という流れなので、社会に出て活躍する時期を境に、害による影響で何かしらの挫折を受けやすくなります。さらに壮年期の天胡星は(病気などにより)自ら動くことが難しくなる星なので、社会に出てからバリバリと動くことができなくなります。

肉体を持たず、ペース配分などができない天馳星と、肉体が衰えて無理ができなくなる天胡星なので、それが害によって阻害されます。
その結果、カラダに無理が出て、ヘルニアという症状が出てしまったのだと思います。

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